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みんなの職員室を創る目的ってなに?

「みんなで創る みんなの職員室」という活動を進めています。

2020年3月からコアメンバーでプログラム開発を始め、8月から毎月1回のペースでワークショップを展開しています。

毎回、10~20名の方にご参加いただき、最後は自分はどんな行動が出来るかを宣言してもらっています。オンラインツールMiroを活用し、「みんなの職員室を創るために大切なこと」を書き出してもらっています。この結果をワードクラウドにしてみました。

みん職大切な事al..._wordcloud

ここから見えてくるのは「対話」「最上位の目的」「理念の共有」。この姿は、活動の原点でもある「みんなの学校」の大空小学校の職員室そのもの。

そこで、ここまでの活動を、ワークショップ創りに初期から関わってくれた方々と共に、大空小学校の初代校長の木村泰子さん(みん職応援団長)と振り返りを行いました。

そこで突き付けられたのが「みんなの職員室を創る目的はなに?」という本質的な問い。

木村泰子さん:

「みんなの職員室を創る最上位の目的を自分の言葉で言語化してみて」

参加者の皆さんの意見:

「子どもたちが大人になった時により良い組織を作ることが出来るようになるため」
「”やってみたい”、”どうだった”という言葉が増える環境を創るため」
「自分のやりたいことが出来る大人になるため」
「困った人がいたら自然と助けられる、子どもたちに居場所が出来る場になるため」
「人と人の違いを認められる場を創るため」
「教師が自己実現を出来るようにするため」

皆さん一人一人が、「みんなの職員室」を創る目的を語ってくれました。どの意見も、本当に職員室がこういう場所になったら素晴らしいな、と思える意見でした。

こういう想いを持った先生がこれだけ集まっていることがスゴイ、と木村泰子さんもおっしゃってくださいました。

最後に私の想いをお話しました。

小林:

「100年後も人類が生きているため、子どもたちが自分はどう生きるかを考えるため」

木村泰子さん:

大空では、指導はすぐに暴力に変わるよ、だったら、これまで「子ども育てる学校」を作ってきたけど、「子ども育つ学校」を作ればいいんちゃう。という言葉が出てきたんですよ。

学校は何のためにあるのか。未来を創る子どもたちが育つ場所、という私の想いの原点に戻ることが出来ました。

「みんなの職員室」を創るのは、子どもたちが自ら考え、学び、チャレンジする学校が全国に拡がって欲しい、と思ったから。そして、学校の文化を作るのは職員室。

職員室は未来に繋がっているんです。

「みんなで創る」というのは、教職員だけではなく、子どもたち、保護者、地域、社会、みんなが職員室に関わるから。そういう学校を創るためにはどうしたらいいんだろう。この活動は、こういうことを考えるキッカケ作りであり、職員室での対話を増やしていくため。

目的を見失わずに、ブレずに、諦めずにやり続けること。

「未来を創る子どもたちが育つ学校」が少しでも増えていくように


「みんなで創る みんなの職員室」の活動に賛同していただける方は、ぜひFacebookの「みん職」コミュニティに参加してください。

https://www.facebook.com/groups/357707311790484


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