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あの日のわたしたち ~浦和レッズ30年~ 4月編

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「あの日のわたしたち」4月編です。 数年前のその日に何があったか、清尾淳が一番印象深い試合をコラムふうに毎日投稿しました。 その日に何を考え、何をしていたか、ファン・サポーター…
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#ACL

◎4月30日(2017年) 両者対極の成績で迎えた試合は「まさか」の結果に

2017年4月30日(日)、浦和レッズはNACK5スタジアム大宮で、大宮アルディージャとJ1リーグ第9節を行い、0-1で敗れた。5年前で止まっているさいたまダービーだが、今のところ最後になった2017シーズンの第1戦は、まさかの結果だった。いや、これがまさかではないのが、さいたまダービーなのだが。 3年連続リーグ優勝を逃していたレッズ  前年、Jリーグで2ndステージを制し、年間1位の勝点を積み上げたものの、チャンピオンシップで鹿島アントラーズに敗れJリーグチャンピオンの

4月25日(2007年)ACLアウェイ初参戦

<2022年4月25日(月)> #あの日のわたしたち 2007年シーズン。初めてのACL出場が決まり、10年有効パスポートを取得しました。同パスポートで上海以外に、全州(2007年9月26日(水))、広州(2013年2月26日(火))にも行きました。 試合前のコール。なぜか相手サポは2か所に分裂して陣取ってます (下記動画の1分40秒前後)。その後、何かを感じたのか1か所に集まってサポートしだしました。くっつきます(笑)(10分16秒前後) (分離していたホームサポーター

4月24日(2016年) 川崎は何とかなるっしょ (2013年) ACLの勝利は心地よい

この日等々力に行ったかどうかは写真が残ってないのでわからないです。 試合の記憶も清尾さんの記事を読んで、ああそうだったなぁというくらいでした。 川崎がまだまだシルバーコレクターだったころだったので、ミシャが川崎を苦手にしているということは知っていましたが、あんまり嫌な相手ではないですという印象でしたね。 2016年以降の数年間はチームとしてのベクトルが逆転してしまったのは残念ですが、翌年のACLの大逆転劇もあり、どんなに川崎が強くても何とかなるでしょという意識になります。

4月20日(2016年) アジア経験値が貯まった年

2016年のACLは、アジアでの経験値も貯まり今年は行けるってなってた年ですね。 見込みどおり、この対シドニーFCの5戦目にしてグループステージ突破決定。 しかし、後のことを俯瞰的に見ると、このシドニー戦できちんと勝って1位突破しておけば、その後の展開もかなり変わったかもしれません。 ただ、この年の経験が翌年の優勝に間違いなくつながっている訳なのですし、もちろん、たらればに意味はないのですが。

4月11日(2017年) 上海上港を上回り、グループ1位へ前進

 2017年4月11日(火)、浦和レッズは埼玉スタジアムに中国の上海上港を迎えてACLグループステージ第4戦を行い、1-0で勝利した。これでグループステージは3勝1敗。ステージ突破へ貴重な勝利であり、1位通過の可能性も大きくなった。 強力な新興クラブ、上海上港 3年連続、6度目のACL出場となる浦和レッズ。この年は好調なスタートでグループステージ第1戦、第2戦を快勝。第3戦は、同じく2勝していた上海上港とアウェイで戦った。  5年前に中国スーパーリーグに昇格したばかりの上海

4月11日(2017年) 西川神降臨

慎三がアウェイで食らったレッドカードにより、この試合は出場停止。3421がど定番のミシャにしては珍しく、ズラタンとラファの2トップで3412。そう言えば、ズラタンどうしてるかなあ。 このツートップで結果を出して先制。ところが、ミシャが圧倒的存在感だった青木を下げて陽介をボランチに据えるとたちまち大混乱。二度もPKを与える展開に。 しかし、ここで西川が1回目はセーブ、2回目もプレッシャーを与えて外させる素晴らしい活躍。この他にもミドルシュートを防ぎまくり、正に神降臨。 勝利と共

4月11日(2017) 雨上がりゴールマウスに神が舞い降りる

2017年4月11日 ACLグループリーグ第4節 上海上港戦 名将ビラス・ボアス率いるアジア最大の難敵。埼玉スタジアムは試合前から冷たい雨が降っていた。南広場で「王龍」コウさんから特製まぜラーメンともち炒めを買って北ゴール裏へ。 序盤から激しい攻防が続く前半終了間際、青木拓矢の縦パスがゴール中央のズラタンに通る。すかさずすぐ右にいたラファエル・シルバへ。DFに囲まれながら見事なゴールで先制。土砂降りと風の中、声を枯らし跳ね続けてるうちに、寒さも忘れてしまう。絶対に勝利する

4月9日(2013年) 勝利目前の失点でドロー、GS突破に赤信号点滅

 2013年4月9日(火)、浦和レッズは韓国の全州ワールドカップスタジアムで、ACLグループステージ第4戦を全北現代モータースと行い、2-2で引き分けた。後半アディショナルタイムに同点弾を食らい、勝利目前で勝ち点2が手から滑り落ちた。この結果、レッズのラウンド16への道に赤信号が点滅し始めた。 5年ぶりのACLは全てが変貌 この年、5年ぶりのACL出場を果たしたレッズだったが、グループステージ初戦のアウェイ広州恒大戦で0-3と完敗。ACLは大会のレギュレーションも5年前と比

4月9日(2013年) 埼スタパブリックビューイング

前年のJリーグ最終節で勝利を収めて3位に滑り込み、2008年シーズン以来の出場権を得た2013年のACL。レッズが出場していない間にレギュレーションが変わり、グループステージから強豪チームとの対戦ばかりとなっていた。 特にこの頃の中国は、不動産バブルで潤沢な資金があり、欧州や南米からエース級外国人をチームに抱えていた。加えて韓国チームは日本チーム相手になるとスーパーサイヤ人化するので、手強い相手ばかりだった。 この日はアウェイだったので、普段であればスカパーの追加契約で日テレ