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子どもの自主性を育むことで身に着く行動力

とっても久しぶりの更新になってしまいました。
しばらくnoteから離れてしまっていましたが、長男はあっという間に6歳、次男は2歳になりました。子供の成長と共に変化してきたことや、日々考えていることについて、再び綴っていきたいと思います。よろしければお付き合いください。

久しぶりの今日のテーマは、子どもの「自主性」と「行動力」にしました。最近ではとくに、子どもの自主性を育むことは重要であると言われています。子どもが自分から行動できるようになることで、将来の人生においても積極的に行動し、自らの道を切り開いていける力を身につけることができます。今回は、子どもの自主性を育む方法やその重要性について、私が日々子供たちと接する中で考えていることについて書いていきたいと思います。


自主的な行動は大人が制限している?

せっかく自分の子どもに自主性を身に着けてほしいと思っていても、大人の手によってそれを阻んでしまっているという場面が多々あります。

例えば、4歳の子どもと公園に行ったとします。子どもは(うちは二人とも活発な男子なので特になのですが)初めてのことに挑戦したくてたまりません。少し難しそうな遊具を見て「あれがやりたい!」と言います。

このとき、咄嗟に「危ないからやめなさい」と言った経験がある人も多いと思います。4歳なのに小学校高学年以上の遊具で遊びたいと言っているなら話は別ですが、恐らく今の公園にはそこまで危ない遊具はあまり設置されていないと思います。

この「危ないからやめなさい」というのは、大人の判断です。大人がまだ早いと判断し、子どもの挑戦から遠ざけています。でも、子どもは「できる!」と思うからやりたいと言ったので、子どもの行動を大人が制限してしまったことになります。

しかし、工夫すればやらせてあげられる場合もあります。例えば、少し支えてあげたり、最後まで出来なくても途中までやらせてみたり。途中でギブアップしたとしても、「やっぱりできなかった」のではなく、挑戦したことがすでに素晴らしい、そして「怖いからギブアップする」と子ども自身で判断したのも、自主的に考えた結果の行動となります。

もちろん、本当に危険な場合は注意が必要ですし、公園の遊具に年齢の目安が書いてある場合は気に留める必要がありますが、転んでかすり傷を作る程度のリスクであれば、子どもに経験させることも重要です。

大人が制限をし過ぎてしまうと、せっかく育ちそうだった自主性が邪魔されてしまい、最悪の場合「自分で考えても無駄なんだ」と思ってしまうこともあるので気を付ける必要があります。

必要以上に手伝う

制限するほどではなくても、注意しないと子どもの意欲を削いでしまうことがあります。

例えば、2歳の子どもが自分で靴を履こうとしているときに、待たずに手伝ってしまうことがあります。

急いでいるときは仕方がありません。私も、何度「自分でやりたいー!」とわめくのを必死になだめながら(押さえつけながら・・・)時計を見ながら無理やり靴を履かせたことか・・・(やらせてあげたい気持ちはあっても、どうしてもやらせてあげられないときありますよね)

でも、自分の心と時間にゆとりがあるときは、子どものほうから「できないからやってほしい」という合図があるまでは、待ってあげるようにすると、その子の「やりたい」気持ちと「出来た」という達成感を味わわせてあげることができます。

「きっとできないだろうな」と思って見守っていても、案外「ここまでできるのね!」と驚くこともあります。子供の可能性を過小評価してしまっていた自分に反省することも。

たとえ2歳の小さい子どもでも、自分なりに考え、試行錯誤しながらできるようになるものです。時間がかかるかもしれませんが、人は失敗から学びます。時間と心に余裕があるときは、見守ってあげることが大切です。

良かれと思って口を出す

たとえば、一緒にどこかへ遊びに行ったとき、つい「これをやったら?あれをやったら?」と指示を出してしまうことがあります。しかし、子どもは自分がやりたいことを持っているものです。大人が良かれと思って指示を出してしまうと、子どもの自主性が損なわれることがあります。

また、子どもが自分で考えたことに対してケチをつけないことも重要です。せっかく自分で考えたのに、やってみる前から親に否定されたり口出しをされると、行動する意欲が失われてしまいます。やってみることが大切であり、たとえ意見が違っても身に危険が及ばない限り、まずは子どもにやらせてみることが大切です。案外、良い結果になることもあります。

これを繰り返すことで、子どもの自己肯定感も上がると思います。自分で考えて行動し、その結果を親が認めてくれることで、「自分で考えて行動することは良いことだ」と思うようになります。これを繰り返していくことで、将来、自分の頭で考えて行動できる大人に成長するはずです。

将来を見据えた親としての行動

昨今、AIが人間の仕事を奪うなどと言われていますが、自分で考えて行動できる人間に育てることで、AIの言いなりになるだけの人にはならないと思います。子どものやりたいことを尊重し、過保護になることなく、時には失敗も経験させながら育てていくことが大切だと私は考えています。

このように、子どもの自主性を育むことは、子ども自身の行動力を高めるだけでなく、将来にわたって自立した人間として成長するための基盤となります。親として、子どもが自分で考え、行動する機会を積極的に提供し、見守っていくことも大切です。

今日、明日、来月という短期スパンではなく、子どもが成長して大人になる頃という長期スパンで考え、親としての責任ある行動をしていくことが、ひいては子どもの良さを最大限に引き出し、自主的に考えて行動できる人間に育つために必要なのではないかと思います。

これを実現できるよう、私も日々試行錯誤をしながら、子どもと関わっていきたいと思っています。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
またよかったら遊びに来てください^^

sayu

お読みいただきありがとうございます!近い将来、sayuの育児エッセイを出版したいと考えています。サポートしていただけると大変励みになります!!今後ともよろしくお願い致します♡