子育てを言い訳にしない

子どもが生まれてからの生活って、それまでの子どもがいなかった人生に比べると、生活も価値観もガラッと変わりますよね。子どもが生まれたことによる喜びや感動を感じたり、子どもがいるからこそできる体験もたくさんあります。でも、子どもが生まれたことで以前はできていたことができなくなり、残念に思うことも多いです。かつての私もそう思っていましたが、今ではそんな風に思うことは少なくなりました。今日は、その体験談を紹介します。

子どもが生まれる前からの趣味

子どもが生まれる前からの趣味はいくつかありました。旅行が好きで、一人旅も好きでした。カフェに行ったり、読書を楽しむのも好きでしたし、着物を着て出かけることも好きでした。でも、子どもが生まれた後はどれもできる回数がグンと減りました。それでも最近は工夫して自分の好きなことをやるようにしています。

工夫をしてみる

子どもがいるとなかなかできない一人旅やお芝居を見ること、真っ先に思い浮かぶのが預け先の問題です。結局色々考えたけど、預けるのが面倒だから自分のやりたいことを諦めてしまうこともあります。それを面倒と感じるのは、自分がまだ子どもが居ながらにして一人旅をするという心の準備ができていないということなんだと思います。本当に行きたいと思ったら、どうにかしていけるようにすると思います。

長男が赤ちゃんの頃は、行きたいけど行けませんでした。でもそれは多分子どもと離れるという私の心の準備ができていなかったからです。たぶん後ろめたさもあったと思います。でも子どもが３歳の時、前は行けていた一人旅に行けていないな～と何気なく話したら、「行ってくればいいじゃん」と言ってくれた夫に感謝しています。それで勇気が湧いて、一泊二日の一人温泉に行ってきました。

着物に関しては、やっぱり回数は減りました。自分の準備よりも子どもの準備、ってなっちゃいます。でも「この日だけは着る！」と決めたら、案外何とかなりました。最近だと長男の誕生日にちょっといいレストランに行った時や、七五三の時に着物を着ました。長男が来年小学生になるので、入学式で着るのも楽しみです。

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カフェに行くのも、なかなか子どもを連れて行くのが最初は勇気がいりますし、何より子どもがいるとゆっくりできません。でもチェーン店のカフェなら、ゆっくりはできなくても少し楽しむくらいはできます。あとは長男が６歳になってだいぶ落ち着いてきたので、これからは二人でカフェデートを楽しむことも増えそうです。

読書もまとまった時間を確保するのが難しくなりましたが、前よりも細切れで読むことに慣れましたし、子どもの前でも読むと、子どもに本を読む姿を見せられるので自然と本に興味を持ってくれるかもしれません。

自分の時間を大切にする工夫

こんな感じで色々工夫しながら、前よりは自分の時間に割ける時間は減りましたが、少しずつやりたいことを楽しんでいます。ものは考えようで、以前と同じことをやろうとするとなかなか難しいです。でもそこで諦めずに、工夫することでうまくやりくりできるようになります。

親が楽しむ姿を見せること

あとは、親が自分の好きなことをやって人生を楽しんでいる様子を子どもに見せることが一番の教育だと思っています。逆に、子どもがいるせいでやりたいこともできずに我慢していたら、子どものせいにされて子どももかわいそうだし、肩身の狭い思いをしたり自分を責めてしまうかもしれません。親が楽しそうにしているのを見れば、子どもも安心するし、自分も楽しもうってなると思います。

これからも工夫しながら自分がやりたいことも生活の中で取り入れながら子育てをしていきたいです。

sayu