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【毎日note236日目】お気に入りの猫の本。

こんにちは。さゆです。

先日、「猫の飼い方」の本を購入しました。

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ご飯や病気、お手入れの仕方や、しぐさまで…!

知らないことが沢山載っていて、かなり勉強になったのですが、4ページ目を見て、ちょっと笑ってしまいました。

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「猫にしつけはできない!」

(((;°▽°))


…そうなんですよね。猫を飼いはじめて、初めて知ったのですが、猫は基本、言うことを聞かないし、とってもきまぐれだし、マイペースなので「何か覚えてもらおう」というのが、そもそもの間違いなんですよね。

だから、変わりたきゃ「人間が変われ」って話なんです。


危ないものは最初から片付けておけ、入ってほしくないエリアはドアを閉めよ、真夜中の運動会は仕方がない、猫はそもそも夜行性…ってな具合に、私もどんどん思考を切り替えていき、何とか猫と暮らしておりますが、はじめはこの猫の特性に、とても驚きました。


私は猫の前に犬を飼っていたのですが、犬はある程度しつけが出来るし、覚えてくれる。

人が寝てる時間はわりと寝てくれるし、教えたことはずっと忘れない。おかえりなさいのラブコールもすごい!(笑)✨

人間の「良きパートナー」という感じだったのですが、猫はもう自由気まま…。

遊びたいタイミングも、放っておいてくれというタイミングも、全て猫様のご機嫌次第です。


でも、優しい面もちゃんとあるんです。

この前私がとても疲れ果ててしまって、久々にパニック発作が出て深夜に一人薬を飲んでいたら、おもち(猫)が起きてきて、その後、私の指を両手でギュッと持って、隣で眠ってくれて、本当に感動しました(;_;)

おもちは、普段は人間とは、ちょっとだけ離れたところで寝ているのですが、本当にその日だけは、隣で寝転んでくれました。


可愛くて、気まぐれで、やんちゃで、朝も早くて、昼寝の時間もまた早くて(笑)。

でもすごく甘えん坊で、遊んで遊んでと寄ってくるおもちが可愛くて仕方がありません。


そうそう。「猫の本」で特に好きなのは、作家の角田光代さんの愛猫・アメリカン・ショートヘアのトトちゃんについて書かれたエッセイ『 今日も一日きみを見てた』(角川文庫)です。

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漫画家の西原理恵子さんの家で産まれた子猫を生後三カ月でもらい受け、初めて猫と暮らすという著者が、トトちゃんに時に驚かされながらも、メロメロに溺愛し、大切に育てている様子が細やかな描写から伝わってきます。

ごはんをすでに角田さんにもらっているのに、旦那さんが帰ってきたら「うにゃーん」とまとわりつき、もらっていないフリをする芸達者な一面、猫雑誌の取材が来ると、カメラレンズの向くほうにさりげなく移動して行くこと、とても寂しがりやな所、運動音痴な所……。


そんな行動の一つ一つが、著者の愛にあふれたまなざしで、丁寧に、大切に描かれているので、トトちゃんがますます可愛く思えてきます。


動物と過ごすことで、生活が驚くほど彩り豊かになり、気持ちが優しくなるーー。

そんな大切な毎日が綴られており、お気に入りの一冊です。


この本を初めて読んだ時はまさか、3年後に自分も猫と暮らすとは思っていなかったな(笑)。


…まだまだ猫初心者で、勉強せねばならぬことがたくさんある私ですが、猫様のお役に立てるよう、立派な下僕目指して頑張りたいところです。 


愚かな人間である私は、猫を飼う前は猫にほとんど興味がなくて、特に画像を漁ったりはしなかったのですが、今は、野良猫や地域猫の現状のニュース記事や、保護猫についての記事を見て色々考えるのはもちろん。

Instagramでマンチカンを飼っていらっしゃる方々を探し出して、めちゃくちゃ見入ってしまっている日々です。

人間として、猫に何ができるのか、これからどんな風に暮らすことになるのか。色々考えて行動に移したいし、猫との暮らしが楽しみでもあります。

もし猫のエッセイなどで「これはオススメ!」という一冊がありましたら、よかったら教えて頂ければ嬉しいです💞

皆さま今週もお疲れ様でした。


さゆ





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