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なんでニューヨークにいるの?

お久しぶりです。
夫と息子が3週間、家にいないので、毎日を充実させるため、あまりダラダラしないようにするために、この3週間毎日noteを書いてみようと思います。さぁ、続くかしら。

なんでニューヨークにいるのか。

この2、3ヶ月で結構聞かれる質問でした。アメリカに長く住んでいるとこの質問を受けることはもうあんまりなかったので、とても聞かれたことが印象に残りました。引っ越したアパートの下の階に住んでいるおばちゃん、甥っ子、クライアント、息子のお友達のお母さん。

多分、今私が来たと思っている理由とその当時と、10年後に思うことはきっと違うと思うけど、今思っている理由を書いておこうと思います。

小学校高学年は勉強が楽しくて、受験をしたら同じ興味を持った人たちの集まりの学校に行けてもっと楽しくなると思っていたけれど、その後の中学校でつまづいて、人と関わることが楽しくなくなった時期がありました。(詳しくはまた今度)それだけが原因かわからないけれど、10代から大学生の時までは、消えてしまいたくて、息苦しくて、自分は長生きしないと思ってました。どこにいても、何をしてても、他人事というか、あまり興味ない感じは、母に注意されていたことを覚えています。

大学は本当はここではないどこかに行きたいと留学したいと思ったけれど、日本の大学に進学してほしいという親にお願いされ、東京の大学に進学しました。東京に出て、世界はもっと広いことを知って少し気持ちが楽にはなったけれど、その当時の口癖は30歳で死ぬ気がするでした。当時は全然健康とか気をつけていませんでした。今では考えられないくらい。

大学をいざ卒業するというときに、母に、あなたは日本の社会だと生きにくいから他の世界も見た方がいいとサラッと言われ、その言葉が頭の中に残り、卒業と同時にアメリカに留学させてもらうことにしました。その時の両親には感謝してもしきれません。

ニューヨークにきて、しんどいことはたくさんあったけれど、幸いにも怖い思い(事件に巻き込まれたり)はあまりしたことがなく、人に恵まれ、自分らしくいられる場所を見つけられることができました。一番好きなのは、私が安室奈美恵を歌いながら走ってても誰も気にしないところ。いい意味で人に興味ないというか、距離をとってくれる。でも、妊娠時に体調不良で電車を一旦降りた時、気にかけてくれる人がいたり、人としての温かみがあるところです。(移民してきた人が多いからか)苦労した人が多いからか、長く住んでる人にはある程度リスペクトを持って接してくれることが多いです。人種、年齢、性別関係なく。

(何よりも夫に出会えたことが何よりもニューヨークにいる理由だけど、それだけが理由ではないとも思いたい。)

両親や姉と離れて寂しい思いはするけれど、私はニューヨークにいる時が一番私の心と頭の声が曇らず、今を生きることを可能にするんだと思います。

長いしまとまってないと思うけど今日はここまで。


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