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vol.9 アップルパイで絵画のような秋の食卓

2024年11月2日 「テーマ : アップルパイ」

11月のテーマは、秋の味覚を楽しむアップルパイ!
「ミギとダリ」を見てから(パイを編み込んでみたい…!)の願望があったので、ようやく念願が叶いました。

シュークリームしかり、アニメに出てくる美味しそうな食べものに触発されがち。こちらのレシピで作っていきます↓



フィリング作り

Sが裏ルートで手に入れてくれた、そのまま食べても甘くて美味しいりんごを贅沢に使う。レシピにはないけどシナモンも入れます。


ビスケット砕き

マリービスケットを砕いていく。
りんごの水分をこのビスケットが吸って底がフニャフニャにならずに済むらしい。ただ美味しいだけじゃなく意味があるんだな。


パイ生地の準備

ピカールの冷凍パイシートを型に敷き詰めて、

余る部分をはさみでカット。

生地の上に砕いたクッキーをザクザクと敷き詰めていると、子どものころ遊んだ公園の砂場を思い出しました。

M「持ち上げてもろて」 Y「ウス」

編み込みかざり部分も細長くカットしておく。

フィリングの粗熱が取れたら、りんごの高低差をならして 型に敷き詰める。


いざ!編み込み

見よう見まねで編み込みだすと、段々それっぽくなっていく。

ミギとダリでは2人が阿吽の呼吸で編み込んでいたけど、たしかに1人より2人で編むほうが効率的。あれは理にかなっているんだわ、と話していました。

序盤からなぜかMがずっとりんごのネットを腕につけていた。生地編み込みすぎて腱鞘炎になったアップルパイ職人?

三つ編みでまわりをふちどったら、ツヤ出しの溶き卵を塗り、

オーブンへいってらっしゃい!

上段はアップルパイ、
下段はあまりの生地で作った即席チョコパイ。


一足お先にチョコパイ実食

アップルパイよりも早く焼き上がったチョコパイだけ先にオーブンから出して、いただきます!

チョコパイはもうシンプルにめちゃくちゃ美味しくて、これはすでにアップルパイの勝ちも確定。パイだけのスティックは粉チーズをかけていただく。ワインが飲みたくなる。


テーブルセッティング準備

焼き上がるまでのあいだに、Pinterestを見てイメージを探りながらお皿や紙ナプキンを選ぶ。がんばって作っても食べたらなくなっちゃうから、なるべく素敵に写真に残しておきたいのです。

にぎやかしに秋っぽいロータスビスケットを添える。

ぶどうを皿に盛ると、絵画とかデッサンで見るやつじゃん!となる。

紅茶はマルコポーロをいただきます。
マリアージュフレールのお香があることをはじめて聞いた。気になる。

Sの夫ジョニーデップが焙煎したコーヒー豆。「山の上で飲む挽きたてコーヒーなんて本当に美味しいらしいよねえ」と話しながらゴリゴリ挽いて楽しみにしていたのに、話に夢中になって最後まで粉のまま放置していた。また次回いただきたい……!


焼き上がり!

こんがりと、ちょうどいい焼き目!
型から出したら、

すぐにアプリコットジャムを塗ってツヤ出し。

一気に見栄えがよくなりました。


完成!

美味しそう!なんて秋らしい!

Pinterestで学んだ「英字ナプキン見切れさせ芸」が効いています。

1ピース、カットしてみる。

ディッシャーで丸くくり抜いたハーゲンダッツをドン。
ベランダからちぎったミントをちょん。

美味しそう!ホールのままでもかわいいし、カットしてもかわいい。

イギリスの田舎の秋の食卓のよう……テーブルのどこをどう切り取っても絵画のように映えてしまう。


実食!

美味しい…………。一口食べて美味しすぎて言葉が出てこず拍手するしかなかった。

りんごのしゃき具合がちょうどいい。レシピにはなかったけどフィリングにシナモンが入っているのもいい。アイスがなければ水気がなくてパサを感じたかもしれないけど、濃厚なハーゲンダッツが溶けてひんやりして口当たりもいい。

ふいにSがロータスビスケットをぶっ刺した。天才だ。その使い方は意図していなかったけど韓国の小洒落たカフェなどでロータスをそのままのせたケーキ、よく見る。

今まで作ったものの中で上位に入る美味しさでした。手間と美味しさのバランスを考えてもかなり満足度が高いです。

アップルパイを美味しくいただきながら、先日ちょうど選挙があったこともあり毎回恒例日本の未来憂いタイムに入る。

家族や親しい人と政治や宗教への考え方が違うことが発覚したらどうすればいいんだろうねという話題で、まあ違いがあっても考えを強要さえしなければそこは自由だからねえとふんわり話がまとまった。価値観があわないことを遮断するんじゃなく許容しあえたり、それはそれと切り離して考えたほうが気が楽だし成熟した関係だわなぁと感じた。アップルパイを頬張りながら私はまたひとつ大人になった……。


バーミヤンで二次会

「しょっぱいもの食べたくない?」の一声で一斉に立ち上がり片付け始める。大雨の中、普段ではありえないフットワークの軽やかさでバーミヤンへ向かう。

バミ飲み開催。

・あと半年で死ぬとしたらどうする?
・生まれ変わるならどの国がいい?
・生まれ変わるなら誰になりたい?

など、ずっと「無い」話をしていました。

ディスカッションの内容を書き残しておきます。

・あと半年で死ぬとしたらどうする?
M:ヨーロッパ旅行。気球。滝行(寿命がさらに縮まるかもしれないが、その分高級マッサージで伸ばす)。
S:いつもの日常を少し輝かせたい。金に糸目をつけず行きたい店に行き、美味いもの食べる。料理をふるまいまくり、実力を知らしめる。
Y:子どもの頃から書き溜めた黒歴史日記を捨てる。愛する人々に長い長い手紙をしたためる。

・生まれ変わるならどの国がいい?
M:衛生的なアジア。
S:今北欧がキてるのでフィンランド。
Y:結局日本かも。

・生まれ変わるなら誰になりたい?
M:

S:

Y:

活動記録を書き残している意義として、このキャスティングでネトフリで実写化してもらうことを裏目標に掲げよう。どんなことでも可能性はゼロではないのだから……。

そして、いつ死ぬかわからないのだから「いつかやりたい」は早くやったほうがいいよね、めっちゃいいホテルとか泊まりたいよね、という話もしました。

お金貯めて来年は青森の和洋室のホテルに泊まってのんびりしたい。



次回は12/8(日)ブッシュドノエル🎄

Xmas party 2023

去年のクリスマスはフルコースでしたが、今年はケーキに一品入魂!ダークチェリーを使ったブッシュドノエルを作ります。あいりおーさんのレシピ本「黒い森のロールケーキ」をもとにチャレンジ。

来月も有村架純、エマ・ワトソン、ゼンデイヤの3名でがんばっていきます。

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