9/1「加藤早紀ソプラノ・リサイタル」に向けて
友人のソプラノ歌手・加藤早紀さんのリサイタルに向けて、演奏団体・オペラカッフェマッキアート58の広報としてお手伝いをしています。
こちらは、今回担当させていただいたインタビュー。
9/1の公演まで、早紀さんの思いをお伝えするお手伝いが出来たら……と願います。
「オペラカッフェマッキアート58」という演奏団体は、オペラ研修所同期の仲間達が母体となって運営しています。早紀さんは、その代表をつとめています。
マッキアート、今年で結成から9年が経ちました。早いものです。私は研修所に入ったのが30代半ばを過ぎてからだったので、いまは40代半ばとなりました。
マッキアートでは、これまで様々な公演に取り組んできました。
こちらは、2015年から2020年まで運営していたアメーバブログ。皆様方のインタビューや、終演報告をご覧になっていただけます。
こちらは、2022年5月に上演したオペラ《不思議の国のアリス》の終演報告。私はトランプの女王役としても出演しました。
私は2012年の12月に、ネットストーキングの被害を受けて統合失調症を発症しましたが、歌うことを諦められず、2014年の4月からオペラ研修所に通い始めました。
オペラ研修所での出会いは、人生を変えるものでした。そこで生涯の仲間達と出会うことも出来ました。感謝しています。
その仲間達と共に歩んできた10年間。とても楽しい歳月でした。これまでの自分では見られなかった景色も、たくさん見ることが出来ました。
来年には、マッキアートは結成10周年を迎えます。節目の年を迎える前に、代表としての務めを担っている早紀さんのリサイタルのお手伝いを出来ることは、とても嬉しいことです。
2017年の《魔笛》でパパゲーナを演じた早紀さん。作中で大きな役割を果たすフルートも、早紀さんが演奏されました。
2019年のモノオペラ《人間の声》では、爛れた恋愛の末に男性に別れを告げる〈女〉役を演じた早紀さん。その迫真の演技は、特筆すべきものでした。
ジャン・コクトーの戯曲による《人間の声》上演の模様は、こちらからもご覧になっていただけます。
公私ともにかけがえのない存在である早紀さん。その魅力を伝えられるよう、こちらのnoteでも随時発信をしていこうと思います。
9/1の早紀さんのリサイタルは、前半が日本語の詩句による歌曲、後半が〈ワルツ〉をテーマとしたドイツ語・フランス語の作品という構成になっています。
前半の歌曲集《花のかず》は、岸田衿子さんの詩に木下牧子先生が作曲された作品。全9曲の歌曲集は、聞いているととても優しい気持ちになれます。
《かなしみのそうち》は、林 望先生の詩に上田真樹先生が作曲された作品。川瀬巴水の版画へのオマージュとして書かれた林 望先生の詩は、大人の男女の機微を繊細に描いたもの。早紀さんの涼やかで甘い声で、どのように表現されるかが楽しみです。
また、ドイツ音楽・フランス音楽に造詣の深い早紀さんが歌われる、後半の作品もとても楽しみです。
オペラカッフェマッキアート58 リサイタルシリーズvol.1
加藤早紀ソプラノリサイタル
日程∶2024年9月1日(日)14:00開演(13:30開場)
会場∶やなか音楽ホール(西日暮里駅より徒歩4分)
出演: 加藤早紀(ソプラノ)、矢崎貴子(ピアノ)、羽鳥美紗紀(フルート)
曲目:
木下牧子作曲:歌曲集「花のかず」より
マイアベーア作曲∶オペラ『ディノラ』より 影の歌 他
チケット∶一般 3500円/学生 2000円
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お申込みは、こちらからお願い出来れば幸いです。
私へのコメントや、メッセージでも承っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
当日は、私もホールで皆様方をお出迎えする予定です。お目にかかれますことを、心より願っております!
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