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Venus of Tokyo 本日は大千穐楽

みなさまこんにちは!SAYURIです。
稽古期間も含めると1年近く。

『日本初!常設イマーシブシアター』
コロナ禍にありながら、壮大な挑戦を決意された
DAZZLEさんのカンパニーに関わらせて頂き
無事この日を迎えることができることを
心から嬉しく…と言いたいところなのですが

今、これから千秋楽を迎えようとしている
このタイミングでは、
本当にこの場所がなくなってしまうのだろうか?と
うまくリアリティ持って実感できていないの
正直なところです。

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▲なくなってしまうのが悔やまれるほど美しい
お台場のVenus Fort(ヴィーナスフォート)

2020年は突如世界に現れたコロナの影響でさまざまなエンタメがストップし、フリーのアーティストが大変弱い立場であることを実感した年でした。
でもその代わりにオンラインという新たな可能性が強制的に提示され、好む好まざるに関わらずオンラインの活用が必須となった1年でもありましたし、その流れを受けて、2021年はリアルとオンラインの併用で運営されるエンタメ公演も非常に増えました。

このVenus of Tokyoは、リアルで毎日3公演を成立させながらオンラインも毎日配信という点で、お客様の中にはリアルの公演にご来場いただきながら、その日のオンラインを家でもお楽しみくださる方が一定数いらっしゃって、それって今までにはなかったすごい現象だなと思っています。

リアル公演でしか見られない至近距離にいる演者の息遣い、リアル公演で特定の演者を追わないと見れないシーン、数を重ねないと解けない『謎』、リピート来場しないと落札できないオークションの品々、オンラインでのみ見られるエンディング…

常設イマーシブシアターに関わる演者として、これまでにない公演の作り方をたくさん体感させて頂き、その無限の可能性を感じた1年でした。

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先日、開幕当初の6月と最終月の3月に来てくださったお客様と話す機会がありました。演者としては毎日ここに関わっているので変化を実感しづらい部分があるのですが、そのお客様は6月と3月という、まさに最初と最後だけを体感されているために、その違いについて大変驚かれていました。

回を重ねるごとに常連様が増え、クチコミ等でご新規様も広がり、3月最終月はチケットもあっという間にsold out㊗️会場の盛り上がりや客層、1年かけて積み上げてきたことなど、常設の意義について私も気持ちを新たにしました。毎日パフォーマンスのできる場所がある、演者として日々生活ができることはアーティストにとってこの上なく幸せなことです。

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ここまで毎日公演を続けて来れたのは、常連さまをはじめとしたお客様の存在があってこそ。お忙しいなか足を運んでくださり、お友達に広めてくださり、SNSに投稿してくださり、本当にありがとうございました。

そして、メンバーそれぞれがご自身の人生をかけながら、覚悟を持ってあの素晴らしい空間と作品を生み出されている主宰、DAZZLEの皆様。一緒に切磋琢磨しながら長い時間を共有してくださった客演の皆様、本当にありがとうございました。

冒頭に書いた通り、未だに実感は全く湧きません
皆様への感謝の気持ちだけを胸に、本日は最後のパフォーマンスに臨みたいと思っております。

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本日最終日は13:30/16:30の2公演です。
リアル、そしてオンラインでご一緒に
見届けていただけますと幸いです。

venusoftokyo HPはコチラ

2022.3.27
SAYURI


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