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「酒さ」持ちが酒さについて書いてみた

こんにちは。
現在、酒さ(しゅさ)と脂漏性(しろうせい)皮膚炎を発症しているさゆと申します。

この記事を読んでくださっている方は
酒さor脂漏性皮膚炎にお困りかと思います。

歴2年半の私が酒さの初期の方向けに書いていきます。
(※私は医療関係者ではありません。皮膚疾患者の体験に基づいた見解です)

酒さとは?


ネットで検索するとたくさん出てきますが、経験上、精神やホルモンのバランス、腸内環境が大きく関わっているように思います。内部の異変が顔に出てきているような感じを受けています。


治し方はまだハッキリされていない


 治療は保険適用外のことが殆どです。金銭面と心の余裕が必要です。

ぶつぶつのある酒さ→治りやすい
赤く火照る酒さ→寛解まで長期間必要の可能性がある

ぶつぶつタイプは皮膚科での塗り薬が効きやすいです。
2022年に保険適用になった薬があるかと思います。

赤く火照るタイプは、漢方やレーザー治療で治していくことが多いようです。レーザー治療は保険適用外の場合も多く、1回約3万円前後を数回~10回以上おこないます。(症状により主治医の判断で保険適応になる場合もあります)

また、レーザー治療にはいくつも種類があります。
レーザーを受けて効果が必ず保障されるものではないことも負担になる可能性があります。

漢方がよく効く方もいますが、私自身は漢方内科で処方して頂きましたが効果はありませんでした。このタイプは自分に当てはまる治療法を見つけることに根気が必要なのかもしれません。

自宅で気を付けること

・ヒルロイドをつけない。
皮膚科を受診するとよく処方される保湿剤です。
しかし、酒さ患者は毛細血管の拡張を起こしていることが多く、この保湿剤を塗ると血流をよくする効果があるため悪化する可能性があります。
1度使用して痒みなどの小さな異変を感じたら中止することが無難です。

(※酒さは日本では認知度も低く、治し方もハッキリわかっていません。
 皮膚科医でも酒さに詳しい医師は稀ですので、医師選びにも時間をかけた方が良いかと思います)

・できるだけ触らない。
悪化を防ぐために、刺激のないものを使用し(私は数カ月ぬるま水のみ)、
お化粧も最低限が良いかと思います。

・ワセリンは熱を閉じ込めるため酒さは合わない可能性あり。
 何も塗れないお肌にはワセリンを処方されることが多いかと思います。
 しかし洗顔では落ちきれないし、熱がこもり痒みが出る場合があります。

・紫外線は悪化の原因
紫外線は皮膚炎の大敵です。しかし、日焼け止めを落とす作業が肌に大きな負担をかけることになります。無理して日焼け止めを塗るなら帽子などで対策を行ってください。

・マスクの擦れで悪化する
コロナの影響で酒さ患者が増えたと聞きます。
マスクの荒れから酒さになっているようです。
酒さの肌は大変敏感です。必要最低限のマスク生活がお肌のためには良いと思います。

・コーヒーや小麦類は食べても大きな悪化にはつながらない。
何よりも心の余裕を!
酒さNGの食べ物がたくさんあるかと思いますが、食べても痒みや火照り、出来物が出なければ、大きな問題はないと思っています。我慢することのストレスの方が悪化に繋がります。

と、まだまだ書ききれませんが、今回はここまで。

酒さになる方は、もともと白くて薄く綺麗なお肌をされいてる方が多い印象です。自分の大切な部分が突然豹変して、混乱されることかと思います。

落ち込みませんようにとは言えませんが、
あなたのお肌と心が少しでも健やかなものとなりますように願っています。




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