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8/17 アイドル文化に貴賤なんてあんの?〜露骨なNiziU上げ記事に関して〜

こんにちは こんばんは

ただのDDです。

今日はなぜこんなに記事を書くのが早いのか、

それはこの記事のせいです。

最近本当に露骨なNiziU上げの記事が多い。

8/12のこの記事もそうでした。


私はNiziプロジェクトの番組も全部見たし、楽曲も全部追っていることからもわかるようにめちゃめちゃ大好きで応援してやまない「NiziUのファン」ですが、このような記事には辟易する。

このような記事をNiziUの日本メジャーデビュー前にバンバン出してくることにソニーミュージック(以下、SME)の魂胆を感じるし、このような記事で騙される考え方が成熟していない、ヤフコメにいるようなバカにもうんざりする。


ヤフコメで日本のアイドル文化が秋元系Gのせいで落ち込んでいるとか言っている奴はアイドルシーンについて普段は見向きもせず、ただただ叩きたいからやっているだけにすぎない。

「日本のアイドルは口パクが当たり前で終わってる」って言っている奴は確実にそう。

地下まで含めて全体感で見れば確実に生歌でやっているグループの方が確実に多いし、TWICEは良いパフォーマンスを確実に提供するために基本は大音量音源被せ、場合によっては口パクでやっていることを知らないだろう。


AKBGや坂道シリーズにアイドル市場が寡占されていることは言うまでもないし、口パクOR被せでパフォーマンスしていることも事実だ。

そこに関しては良くないと私も思っているし、できれば生歌でやって欲しいと思っている。
(人数が多すぎて、個人教育に力を入れるリソースがないことはわかっているが)


ただ、だからと言って日本国民が日本アイドルを下げ続けることは絶対に良くない。

それは、「日本アイドルの陳腐化」をさらに加速させてしまうからだ。


私は断言するが、確実にこれから2〜3年はNiziUの快進撃は続くだろう。

正確に言えば、意図的にSMEが力を入れて無理やりにでもヒットしている状況を作り出すと思う。

このことによって何が起こるかというと、

「日本アイドルの大量K-POP路線化」である。

 NiziUの路線が売れると踏んだ、日本の事務所が確実に似たようなグループを大量に作り出す。

また、韓国の事務所も世界第2位の音楽市場を持つ日本で稼ごうと同じようなグループを大量に作り出す。

そうすると、市場は似たようなコンセプトのNiziUに決して追いつくことのないグループが氾濫するのだ。

そしてその頃には、「ああ、AKBや坂道がいた時代は良かったなあ...」

なんて戯言を言い出す輩で溢れているだろう。

見事なほどに滑稽である。


そのためにも、対立構造は持ち込まずにお互いの良さを認め合える環境と受け取り手の見る目の成熟させなければならない。

「AKB48がすごい!!」という2010年頃の空気が、俗に言うアイドル戦国時代を作り出したように、

「NiziUがすごい!!」と盲目的に見ていては同じ轍を確実に踏んでしまう。

せっかく日本のアイドルシーンはこの10年間で淘汰と再生を繰り返し、個性に富んだグループがそれぞれの立ち位置で生き残れるようになってきたというのに、また逆戻りだ。

日本のアイドルは今それぞれの立ち位置で「ファーストラビット」になろうとしていて、文化全体として成熟しつつあるのに非常にもったいない。

何事もファーストラビットでなければ売れないことに誰も気づいていないのか。


欅坂46だって、BABYMETALだって、BISHだって、今までになかったアイドル像を打ち出したことでここまでのヒットを飛ばし世間に認知されてきた。

後発なのに快進撃を果たした理由はそこにしかない。

今も人気があって残っているグループは総じて先駆けとなったグループが多い。

結局これが道理なのである。


ここまで、自分の考えていることを想いのままに書き殴ってきたが、

結局自分が言いたいことは、

「自分のスキなことは信じよう」

ということである。


どれだけ地下でファンがいないのグループだって、

どれだけ踊りが下手で歌が下手で基本的には口パクのグループだって、

どれだけパフォーマンス力があって世界のライブシーンを席巻しているグループだって、

「自分がスキ」ならそれでいいと思う。

スキなことに上下はない。貴賤はない。


だから、私は日本のアイドルが劣っているとは思わないし、韓国のアイドルの方がすごいとも思わない。

極めてフラットだ。

どんなグループでも感動したパフォーマンスには涙して驚嘆するし、

一生懸命やっているという事実に敬服の念を贈る。


自分がスキなことを信じることができずに、目を背けてしまうことは本当にもったいない。

だから、自分のスキなことを信じて、自分の好きなグループを一生懸命応援するべきだと思う。

それが、結局一番楽しいじゃん。



なんて記事をMAMAMOOを聴きながら書いた昼下がり。

次はsora tob sakanaでも聞こうかな

では。

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