子供の作品はこっそり捨てますか?

こんにちは、O型的ざっくり整理・収納術! 整理収納アドバイザー Sayoです。

だまってすてない

園から持ってかえってくる作品や、おうちで作る作品。
ガチャガチャのおもちゃやきれいなリボン。

わが家の5さいの娘の宝物は、こんな感じ。
毎日何かを作っていれば、すぐに作品はたくさんになってくる。

「これ、ありがとう(処分)していい?」
「いや!!!」

全然、モノの整理が進まないだから、こっそり間引いていました。
周りのママ友に聞いても、大体は「こっそり処分派」が多数。
だから、仕方がないことだし、モノがあふれてママがストレスに感じるくらいなら多少いいと思います。

でもあえてやめてみました。

なぜやめたのか、それでどう子供との整理に向き合っているのか、紹介させていただけたらと思います。

やめた理由「整理する機会を奪うと思った」

だまってすてない2

5歳の娘が寝静まったあと、こそこそと作品を間引いてゴミ袋に入れる私。
本当はやりたくないけれど、「箱に入るまで」しか作品は残さないといったのに捨ててくれないから……。
人のモノを捨てることは気持ちはよくないけれど仕方なく捨てていました。

それをみて夫が一言。
「ねえ、仕方ないのはわかるけど、やっぱり人のモノを捨てるのはよくないよ」

そうはいっても。2LDKて手狭だし、だれか来た時に作品があふれているものも気が滅入るし……。
というのが私の言い分ですが、夫婦で話し合っているうちに、私があふれたときに勝手に整理していたら、娘はいつまでたっても自分で整理する軸ができずに大きくなってしまうのではないか。

私が一時的に整理するよりも、もう捨てることができないのであればいっそのこと本人が困ったほうがいいんじゃないか。
困ったり、お友達がきたときに散らかっていたりして「恥ずかしい」とか感じて何か「気づき」があったほうが娘にとっていいことではないか。

という結論に達し、娘のものをこっそり捨てることをやめる方針に切り替えました。

新しいルールを設けました

娘に「気づき」の機会を増やしたいので、モノが増えすぎて困った!という状況になるように工夫する必要があります。

そこで決めたルールはこちら。
●工作やお絵描きをするのは、自分の机。
●寝る前に床にモノが落ちていたら捨てられる。

どんだけ、モノがあふれていてどんだけ机が散らかっていても工作やお絵描きは「机」。

散らかっているからリビングでする。というのは極力しないようにルールとしました。

ついに事件!「気づき」のチャンス!おもちゃが落ちて壊れてしまった!

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ルールを運用してから、しばらくたった昨日。
ついに事件がおきました。

お絵描きをしようとしたので、

「自分の机で描いてね」

と伝えたところ、机の上のモノをよけたら「あ!!!」
こちらの木のチップを組み立てて作った恐竜さん。
落っこちて壊れてしまった。。

「ボンドでつけてないからだ!壊れちゃった~!!!!泣」

たくさんのモノを机に置いていたのも原因で恐竜さんが壊れてしまったことを伝えて、少しモノを減らすようと伝えました。

自分で納得してモノを整理できた

画像2

大好きなポムポムプリンの紙袋。
この袋に入るだけモノを整理するようお願いしてみました。

この袋いっぱい捨てるのは、嫌だといったので
「じゃあ、半分でいい」

そう伝えると、子供なりに作品をガサガサあさって処分できそうなものを探し始めました。

手先をみていると、やっぱり作ったばかりの作品は捨てずらいようだったので

古い作品から見ていった方がいいよ、と一言。

「人からもらったものは、絶対にすてない、だって嫌~な気持ちにならない?」と娘。

お友達を思う気持ちがあってすごくいいこと。
だた、「ずっととっておくこと=大切にする」ではなくて、そのお友達の想いをしっかり受け止めることが一番大切。ということを伝えました。

私が勝手に処分したら気づかなかった子供なりのモノに対する向き合い方を垣間見ることができました。

だまってすてない5

結果、紙袋半分の量を処分することができました。

整理するタイミングはおやつとテレビの間の10分。
テレビをみれるという楽しみが待っていたということもあり、10分で集中してお片付けすることができました。

焦らずに見守っていきたい

親が整理をすれば、短時間ですっきり片づいておうちもすっきりしますが、子供のゆっくりなペースでいいから、自分で納得して処分するということの大切さと、モノとの向き合い方の軸を作ることを見守っていきたいなと思います。
読んでくださりありがとうございました。

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