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何も考えない

  空っぽにしないと空は飛べません
  ほらその顔は考えている

 昨日も眠ってしまった。五七五の十七文字が浮かぶより先に睡魔がやってくる日々。昨日は「待つ」というお題が出た。待つ、というのは私の専門外。何かを待っている間、何も手につかないので、例えば待ち合わせをしていても本気で相手を待ってキョロキョロしてしまう。音楽を聴いたり、本を読んだりしたこともあるが、ウォークマンも文庫本も小道具のように思えてきて、待っている自分を演出している気分になってしまい、どうも落ち着かない。実際、メロディも本の内容も一切頭に入ってこないのだから、困ったものだ。ということで、昨日考えたものはこちらに載せてみようと思う。

◎ 10月18日 お題「待つ」

・ 伝えたいことがないからきみを待つ

・「きみを待つ」そう告げるためきみを待つ

・ 待つひとをリズムに乗って置き去りに

・ ○○○○○今日は生きてる人を待つ
   (初句を考えてるうちに寝落ち)

【きょうの書き出し短歌】
 鳥はたらふく食べない。空を飛べなくなるから。じゃあ私は? 今朝もいっぱい食べたから、きっと今日も飛べない鳥。

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