自己治癒の基本~最初にお読みください・病院卒業しました⓪~
虚弱児だった私が氣功をきっかけに、自然治癒の世界を知って次々と病院を卒業していった体験記を連載します。
症状別に書いていますが、回ごとに食を掘り下げたり、感情面からのアプローチを書いているので、全回を読むと全体像がよりわかります。
自然治癒を始められても、いい結果が出ず途中であきらめるかたが多いです。それは、自然治癒の世界も薬で治すのと同じと考えているからです。この回「自己治癒の基本」ではその点を書いています。併せて風邪の回をお読みいただくとわかりやすいと思います。
自然治癒に目覚めたきっかけ
私は生後10日で湿疹ができて以来、40代まですぐに風邪をひき、一回ひけば3週間くらい続き、一年の1/3くらいは具合が悪い人でした。50歳のとき氣功に出会って、自己治癒の世界を知りました。自然と共生している人の話を聞き、本やWEBで情報を集め、病とは何かを知り、自分で自分の病が治せる世界があることを知ったのです。
自分で考える
今の日本では、現代医療以外は治療として認められないことになっています。認められてなくても、治った事実は沢山あります。
驚くことに、現代医療と自然治癒では方向性が全く逆であることがわかりました。現代医療に自然治癒をプラスすればいいというものではなかったのです。それはブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようなもので、効きが悪く、下手をするとバランスを崩します。
こうなると、どちらが本当のことを言っているのかが問題になってきます。それを、調べて、考えて、実際にやってみて、自分の体に聞いて自分の頭で考えて判断します。芯からの納得が必要だからです。人からこれがいいからと勧められたモノに頼ったり、または半信半疑だといい結果はでません。
薬のしくみ、自然治癒のしくみを学ぶうちに、これは自然治癒派の言っていることの方が科学的に正しいと私は判断しました。そこで、自然治癒こそ完治に導くと仮説をたてて、それを自らの体を使って実証することにしました。
自然治癒の道はゆっくり、でも確実に治る
病院で治すということは、薬で数値をコントロールしたり、悪い部分を切除するので結果が早くでやすいです。しかし、根本を治してないのでやめれば元に戻るから薬がやめられず、その薬の長期使用で副作用が出ることもあります。血圧など、そもそも数値が良ければ体に良いのかも疑問ではあります。切除してしまえば、体の機能はもちろん再生力さえも損ないかねません。
自然治癒で治すということは、自然任せですから時間がかかり、治り方は人それぞれです。体質、性格、今までの生活習慣や摂取した薬の量などで変わってきます。治すこと=症状なので、通常の理解だと悪化しているように思えることがあります。好転反応と言われるものです。これらを全て自分が考え判断しなければなりません。覚悟がいります。それでも病院に行き続ける限り治らないし、最後は薬の副作用で癌とかになる確率が高くなるし、デメリットが多すぎます。そこで、完治ができる自然治癒の道を私は選びました。
病の治し方
①氣功をする(下記「氣功の重要性」参照)
②天然塩をとる(連載①湿疹回参照)
③微生物(菌)をとり、共生する(連載②花粉症回参照)
④化学物質を避ける
⑤食生活に気をつける(砂糖、小麦粉、牛乳、食品添加物を避ける。生はちみつ、発酵食品、きちんと作った調味料をとる。オイルは吟味するetc.)
⑥感情の在り方を捉えなおす(連載各回参照)
⑦本当の自分の生き方をする
病の治し方の基本は以上です。
体は食べたものからできているので、良いものを食べ②③⑤、悪いものを食べず④⑤、悪いものが溜まったら出せばいいのです②③。
天然塩が体を作る原材料で、菌が体を作る職人だと思うので、この二つは特に心がけています。
この連載を読むうちに、本当に治し方の基本は同じなのだとわかってくると思います。現代医学は細分化が激しいので、病毎に治し方が違うように思われますが、体は繋がっているので、治し方の根っこは同じです。逆を言えば、現代医療は部分最適をしすぎて、全体最適が損なわれているのです。
ではどこで発症の違いが出てくるかというと、感情の在り方の違いなのです。ため込みやすい人はお腹に出るとか、臓器毎にあります。感情の持ちかたも書いていくのがこの連載の特徴の一つです⑥。
病は生き方間違ってますのサインでもあるので、本当の生き方をするようになると治ります⑦。これができないと、できるまで病が続いて知らせてくれるという有難い仕組みになっています。いつまでもわからないと強制終了に至るので、早めに自分にとって生きやすい生き方に変えることをお勧めします。痛い目に会わないし、何より自分が楽です。経験者は語るです(笑)
薬からの卒業
私は体が弱かったので、常にカバンにお薬セット(頭痛薬、風邪薬、胃薬、下痢止め)を入れていました。薬の飲みすぎで、抗生物質で薬疹がでるようになり、一時はもう薬が飲めない=治せないと悩んだものでした。そんな私が、薬を飲んだら治りが遅くなるか悪化するだけと理解して、薬を飲むのをやめました。飲まなくても、病は治りました。いえ、飲まなかったからこそ治ったのだと思います。病を自分で治せること、病の正体を知ると怖いものなしですよ。人間、変わるものです。
氣功の重要性
氣は宇宙の愛です。愛とは、存在成さしめるエネルギーです。
氣功を受けると、氣の滞りが流れて血流がよくなり、自然治癒力があがります。体が楽になり活力が出て、宇宙から守られているのを感じます。
そして、心身が整ってくると運も整ってきます。必要な情報に出会いやすくなり、必要なものが手に入りやすくなり、それを選択する直観力があがってきます。本来の生き方ができるようになってくるのです。
私の例でいえば、先に述べたように、自然治癒派の人とのご縁が繋がったり、今これを食べたほうがいいと思った食材が目に入りやすくなったり、まるで私のために取っておかれたように最後の1個が残っていたりします。
病は自分で治すものなので、必ずしも外氣功を受ける必要はありませんが、自分で自分をどうすることもできなくなったときや、最初にエネルギーを巡らしたい時など、氣功を受けると後が違ってきます。また、氣功は受けるだけでなく、自分でする内氣功(体操のようなもの)は、体の循環をよくして免疫力をアップさせるので続けるととてもいいです。
自然治癒ができるようになる秘訣
今の日本は、真実が隠されて真実を選択しないようにされています。
病は自分では治せないという世界感の中で、自然治癒の考え方が受け入れやすくなるよう、本当の科学的思考とは何か。嘘を見破るには。生きやすい考え方などなどを、マガジン「楽しく生きるためのヒント集」で書いています。ぜひお読みくださいませ。
氣功にご興味ありましたら、こちらをご覧ください