記事一覧

突然会えなくなった君

あなたと会えなくなってから4年が過ぎた。 あっという間のような長かったような。 正直よくわからない。 飲み屋でいつも通りビールを頼み、仕事の愚痴やのなんやのを話し…

Shino
1か月前
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なぜだか美味しいベーコンエッグ

朝ごはんは基本的には食べない派のわたし。 食べない派というよりは、面倒が勝ってしまって食べていないだけなんだけれど。 よくないなあと思いつつ、平日はコーヒーのみ…

Shino
2年前
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映画のようにはいかなかった

周りが見えなくなるほどの恋を経験したことのある人は多いはず。 わたしもその1人だった。 20歳で出逢った年上の彼は、私の世界を広げてくれた。 恋愛にのめり込むタイプ…

Shino
2年前
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ピルに対する偏った考え

私はピルを服用している。 生理痛が重く苦しんでいるのを見た母に背中を押されて婦人科を受診したのがきっかけだ。 私は10代の頃から重い生理痛に苦しんでいて、社会に出…

Shino
2年前
7

しない善とする偽善

何でも行動に移すタイプの私は、自分の考えをまず発信せずにはいられない性格だ。 それは自分の人生に限らず、社会の出来事に対しても同じだと気づいた。 我が家の愛犬と…

Shino
2年前
15

母と娘の関係性

私と母は仲がいい。 相談事もするし、他愛もない内容のLINEを送り合ったりする。 でもそれは、私が結婚して距離ができた今だからこそ言えることかもしれない。 母にはも…

Shino
2年前
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突然会えなくなった君

あなたと会えなくなってから4年が過ぎた。 あっという間のような長かったような。 正直よくわからない。 飲み屋でいつも通りビールを頼み、仕事の愚痴やのなんやのを話しながら、仲のいい4人でいく来月の旅行先をいい加減決めないとね。なんて話をしていた。 その1週間後、彼は突然いなくなった。 とても親しくしていたけれど、10年前に少し働いていたバイト先で一緒だっただけの私たち。 私の元に彼の訃報が届いたのはだいぶ後だった。 意味がわからなかった私は涙が出るより先に彼に電話をか

なぜだか美味しいベーコンエッグ

朝ごはんは基本的には食べない派のわたし。 食べない派というよりは、面倒が勝ってしまって食べていないだけなんだけれど。 よくないなあと思いつつ、平日はコーヒーのみで済ませてしまうことがほとんどだ。 子供の頃は毎日必ず朝ごはんを食べていた。 遅刻してでも食べなさいって言われてたっけ。 大人になり、親元を離れ、朝ごはんを作ってくれる人も、朝ごはんを食べなさいと言ってくれる人もいなくなった。 そんな私が最近ハマっているのは日曜日の朝ごはんとして食べるベーコンエッグ。 なんてこ

映画のようにはいかなかった

周りが見えなくなるほどの恋を経験したことのある人は多いはず。 わたしもその1人だった。 20歳で出逢った年上の彼は、私の世界を広げてくれた。 恋愛にのめり込むタイプでなかった私が、彼の影響を大きく受けた。 美味しいお酒、旅すること、スノーボード。 その中でも一番影響を受けたのは映画だった。 元々映画好きだった私は、付き合う前、彼と映画の話で盛り上がった。 一番初めはハリーポッターを全作見直そうという話から始まり、そこからどんどん親しくなり、仕事終わりに二人で彼の好きな

ピルに対する偏った考え

私はピルを服用している。 生理痛が重く苦しんでいるのを見た母に背中を押されて婦人科を受診したのがきっかけだ。 私は10代の頃から重い生理痛に苦しんでいて、社会に出てから仕事に支障をきたすほどだった。 生理2日目ともなると、脂汗が滲むほどの生理痛と大量の出血から来る貧血で立ち上がることすらできなくなることも多々あった。 さすがにこれは異常だろうと婦人科を受診したところ、 このままだと子宮内膜症になってしまうかもしれないとのこと。 ピルを飲んで出血量をコントロールしましょう

しない善とする偽善

何でも行動に移すタイプの私は、自分の考えをまず発信せずにはいられない性格だ。 それは自分の人生に限らず、社会の出来事に対しても同じだと気づいた。 我が家の愛犬と実家にいる犬2匹は保護犬で、たまらなく可愛い。彼らを引き取ってから殺処分ゼロを訴える運動は、自らもSNSなどで発信している。 LGBTQの友人が多いので、彼らの権利について声を上げるようにしている。 他にも社会問題やチャリティーについて考えることは多い。 発展途上国の子供達へ靴を送るプロジェクトを見つけ、履か

母と娘の関係性

私と母は仲がいい。 相談事もするし、他愛もない内容のLINEを送り合ったりする。 でもそれは、私が結婚して距離ができた今だからこそ言えることかもしれない。 母にはもちろん感謝している。 これまで育ててくれたこと、たくさん心配をかけたこと、好き放題やってきた私を見離さないでいてくれたこと。 中高生の頃、私がやんちゃをしてもグレたり人の道を外れなかったのは母がいたからだと思う。 明るく、みんなのおかん的なポジションだった母は私の友人達にも慕われ、相談を受けたりしていた。