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夫が再就職しました。この1年のふり返りと、夫をサポートする上で大事にしてきたこと。

夫が再就職しました。

昨年の夏に会社を辞めてからの1年をどうに過ごしたのか。
今の気持ちとともに書きとめておきたいと思います。


退社~9月

ふたりで関西に旅に出ました。
旅をしながら今までのこと、これからのことをたくさん話しました。

帰宅後夫は、趣味のプラモデルに朝から晩まで没頭していました。

10~3月

「好きな物作りで生きていきたい。木もいいけれど、鉄が気になる」と溶接の学校に通いはじめました。

丸1日+月~金の座学と実技。満員電車に揺られる行き帰りの時間。

ゆっくりとした時間を過ごしてほしいというわたしの願いと裏腹に、ハードで濃厚な学びの時間を過ごしました。

4月

3月に学校を卒業。
「卒業とともに就職を」という周囲の声に揺れつつも、いったん休むことを選んだ夫と、また旅へ。

5月

就職活動開始するも、なかなかうまくいかず。
気持ちに波が起こるたびに、大事にしたいことを何度も握りました。

毎日の散歩が、感情やニーズと向き合う時間となりました。

6月

3社目に受けた会社は基本的に残業がなく、休むことや健康を大事に考えている会社でした。社内の雰囲気も穏やかだったそうで、キラキラした目で「ここで働きたい」と面接から帰宅した夫が呟きました。

その会社に就職が決まり、勤務しはじめて10日ほど経ちます。
慣れない作業で体はクタクタでも、笑顔で帰宅しています。


大事にしてきたこと

1年前の今ごろは、夫曰く「精神的にギリギリだった」時期でした。
そこから、夫がやりたいことを見つけたり挑戦したりして「ここにいたい」と思った場所で新たなスタートを切ることができてうれしいです。

サポートすることはわたしの仕事ですが、身近な人をサポートすることがこんなにもパワーをつかうとは知りませんでした。

夫に同化してショックを受けたり、誰かを批判したり、凹んだりするのではなく、わたしがわたしとつながりながら夫に寄り添うことを意図し続けることにパワーを使っていました。

大事にしていたニーズは
「本物の自分であること」
「夫への信頼」と「自己信頼」
そして「希望」です。

意図やニーズを握り続ける、貴重な鍛錬の時期になりました。

願いを探求し、握り続けていたら叶う。
それを体現してくれた夫を心から尊敬しています。

新たなスタートをきったけれど、いつでもまた立ち止まってもいいし、やり直せることもふたりの中で確認しあっています。


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