「WEBディレクター」という空白
ここでいうディレクターはWEBの「制作ディレクター」のことです。制作会社は人数が少なく、いつも忙しく、制作作業に忙殺されていて指示待ちの傾向があります。規模の大きな制作会社だと進行役はいますが、企画はあまりできません。クライアントから明確な指示もありません。現状ですと、その役割を担うのはプランナーですが、対応人数が限られます。かつ、出身がWEBではないため、ボクを含めてまだ勉強中です。
誰か取り組んでみませんか?
いま、スキルのあるWEB制作ディレクターがいれば、ローカル市場では最強になれます。誰か知っている人いませんか?ではなく、誰か取り組んでみませんか?です。
ボクが考えるWEB制作ディレクターのやること。
◉クライアントの状況を把握して、マーケティング発想で考える
◉ニーズを想定し、シナリオに落とし込む
◉必要なコンテンツを企画する
◉全体のサイト構造を整える
◉ワイヤーフレームを作成する
◉クライアントに提案し、制作会社に指示をする
◉完成までのプロセスを管理する
書いてみると役割は多いです。が、広告コミュニケーションをやってきた方なら、このスキームをできるようになるはずです。なぜなら、普段の提案活動のスキームとそんなに変わりなく、新しい知識がそれほど多く必要ではないためです。いつもの営業・提案活動の中に取り込めるはずです。
コツや使えるフレームなど、いいものはまた紹介していきますので、少し意識を持っておいていただけるとこれからの提案活動にも変化を生み出せるのではないでしょうか。
write by
セーラー広告 企画制作局 西川 文章
プランナー/クリエイティブディレクター
地方の広告代理店でプランナーを務めて15年。
行政や民間企業のプロモーション企画をプレゼンするのがライフワーク。
とにかく「勝てる企画書」にこだわり続け、並みいる大手広告会社を
相手にしながらコンペに勝ちまくる。
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