"いつか笑ってまた再会そう絶対"

友人のツイートを見て、久しぶりにnoteを開いたら、下書きが二つもあった。時間が空いていて、暇なので少し整理して投稿します。

点線の向こう側が、下書きのままだった投稿本文。

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(今日はただの掃出し投稿。自分の思考を整理するための投稿です。)

君は君夢でっかく描いて僕はここから成功を願ってる
先の見えないくらい道路も
それが例え迂回路でも
いまは少し二人とも辛い表情しまっておこう
これは別れではない出会いたちとのまた新たな始まり
ただ僕はなおあなたに逢いたい
また…いつか笑って再会そう絶対
嵐/Still...


これは大好きな、小学生のころから応援しているアーティストの歌詞から引用している。

1月27日17時ごろ、ニュースが飛び込んできた。

『嵐が2020年で活動休止公式ファンサイトで報告』

一瞬何が書いてあるかわからなかった。日本語が読めなかった。
読めているかもしれないが、頭の中で理解ができていなかった。

地元のショッピングモールの本屋で、いつも通りウィンドウショッピングしているときこの通知を見て、出た言葉は『え・・・』だった。私は大好きな本屋にいられなくなった。
とめどなくあふれ出てくる涙をぬぐいながら、ショッピングモールの中を歩いた。

小学生のころから、嵐を応援してきた私にとって、到底受け入れがたいニュースだった。もう人生の半分を嵐の曲を聴いて育ってきて、高校生になってようやくコンサートも行けるようになり、大学生になって遠征もするようになった。灰色だらけだった学生時代、かろうじての青春は嵐によって彩られていた。嵐は私の青春だった。

その人生の半分を共に過ごしてきた人たちがいなくなる。
自分の半身がもぎ取られる感覚だった。

『無責任かという指摘に関しては、我々からの誠意はおよそ2年近くの期間をかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。それが我々の誠意です。
これからもたくさんの言葉をお伝えし、たくさんのパフォーマンスを見てもらい、その姿勢と行動を持って、それは果たして無責任かどうかというのを判断していただければ。』

その日の夜、ワイドショーで放映された会見を見て。とある記者の『無責任ではないか?』という問いに、櫻井君が返した。さらに二宮君は

『やっぱり僕らは、みんなでやりたいと思った時にやるし、1人がやりたくないと言った時にはなぜかというのを徹底的に話し合って、みんなで共有して決断する。リーダーが矢面に立って悪者になって見えているのであれば、我々の力不足だと思います。』

と言った。この会見をみて、櫻井君にも二宮君にもそれぞれ称賛の声が集まっているけれど、嵐らしいなと思った。嵐は20年喧嘩というのをしたことがない。どれだけ仲がいいかは応援してきて身に染みて感じている。
『隣の奴は蹴落とせ。自分だけが這い上がれ。』という芸能界で『何があっても5人で手を取り合って、横一列になって頑張ろう。』というすごい綺麗事を20年間貫き通してきていたグループなのだから。

そう思いながら私は、嵐は前向きに活動休止を発表していて、きっと休憩するだけなんだろうなと。別のグループは活動休止をしてそのまま芸能界を引退した人だっている。嵐はそうはせず、またある年ふらっと集まってくれるんだろうな、と思う。ただの願望にすぎないが。

発表から数週間、いつも通りの日常を過ごしているが、ふとした瞬間に泣きそうになる。
泣きそうになるのは、5人の意思を受け入れ理解はしているけれど、感情がついてきていないんだろうなと実感。
現に、落ち着いて考える時があるけれど2021年になると、
・嵐の番組ももちろん放送もしなくなる。
・歌番組に嵐が出ることも
・5人が一緒にテレビに出ることも
・歌が嵐として発売されることも
・毎年のアルバム発表⇒ライブ開催も
なくなる。そんな世界をどう歩けばいいか私は知らないし、知りたくもないのだ。

発表してすぐは泣いた。けど、その日以来私は一人で泣けていない。いつも誰かから『大丈夫?』『あ、嵐活動休止するよね。』と人に言われて泣いてしまう。とんでもない迷惑な奴になっている。

完全に思考が混ざっている。
この投稿の終着点が見えない。

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ここまで書いて、止まっていた。

今は泣きそうにはなっていない。時間がかかったが受け入れられているのか、それとも日々の生活の中で流れていってしまっているのか、わからない。

もう発表があってから2か月がたつ。いつもどおりの日常に溶け込めているから驚いている。

今はこのように時間がたって何とも言えない感覚になっているが、きっとその日が近づいてきたら、悲しくなるだろう。さびしくなるだろう。

嵐が活動休止するまで、そしてまた復活してきてくれるまで私は待っていようと思う。


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