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[紀行]イギリス編①初ロンドンとfish&chips


せっかく地続きのヨーロッパに居るというのに、スペイン以外を訪れたことがないんじゃ勿体無い!ということで、夏の長期休暇はスペインから出てみることにした。

行き先を決めたきっかけは、どうしても行ってみたいレストランがイギリスにあったから。(地理に疎過ぎて、その店がロンドン市街地から片道4時間以上もかかるのは後から知ることになるのだけど)

勢いで取ったロンドン行きの航空券の日程からそのレストランを予約できた日まで丁度1週間くらい空いたので、今回の旅程の半分は思いがけずロンドンで過ごすことになった。


そんな感じで訪れた初ロンドン。

気になっていたレストランやカフェも少しは有ったものの、あまり強く"食"のイメージを持てていない街だった。

そんなわけで、直前に急いで調べてGoogle mapにピンを立てまくって、いざ!出発!!

初めて撮影したロンドンバス。
このあと同じような写真を30枚くらい撮ることになる


街に降り立つやいなや

うおぁああああ〜〜!!!
ロンドン〜!!!

て、なったわ。
想像以上に、テンションが上がった。

そういえば
ハリーポッターはDVD全巻揃えてるし、最終話なんて映画館へ4回も観に行ったし、なんてったってとにかくあの世界観が好きなんだった。ファンタスティックビーストの続編を待っている立場であったことも、うっかり忘れてた。(はやく出ないかな...続き)

たしかチャーリーとチョコレート工場のおうちのシーンもロンドンだし、ピーターパンが空飛んじゃってるのもロンドンでしょう?


レストランとか抜きにして、私、ぜったい好きやん、ロンドン。

なんてことに到着してから気が付いてしまい、遅れてやってきた興奮に、鼻息荒めで歩きだす女 こと私。怖い。

もう、すれ違う人々から発せられる英語がさながらハリーポッターの登場人物だし(イギリスアクセントね 当たり前!) やれやれ夢の世界に来ちまったぜ.....とふわふわした気持ちで街を闊歩していたので、多分目はキョロキョロしてたし口はずっと開いてた。The 田舎者の挙動。



今回の旅、食以外はガッツリ貧乏旅行!というわけで、ロンドンでの宿は見つけた中で最安だったゲストハウス。なんと6泊で200€!

最近何かで見たけど「安宿に泊まる」って若い時にしかできないことの1つだそうで、そういう意味でも旅をする人に推したいのはゲストウスだったりする。(宿・ゲストハウスは大好きなトピックで、それだけで1万文字くらい書けちゃうので一旦ここは置いておくとして、)

無事に宿に荷物を置いた頃にはもう19時回ってたかな。練り歩きすぎた。スーツケース転がしながらにしては、はしゃいで歩きすぎた。

疲れもあるし、今日はサクッとイギリスらしいものでも食べて寝ようかしら というわけで目指したのは Fish&Chips のお店。

Fresh fish!
& 終始めちゃくちゃ忙しそうな店員さん


【Hobson's fish&chips】というお店へ。

昔からある名店らしく、店内も店外も激混みだったけど、タイミングよく空席が出来てするりと入店。

それにしても、英語が聞き取れない。
そして、思った以上に英語が話せない。
別にもともと喋れたわけではないけど、飲食店でのやりとりくらいはできると思っていた、がしかし。

頭の中の切り替えスイッチが"外国語=スペイン語"になってるから、どうしても脳が英語に切り替わってくれなくて、予想以上に言葉が出て来なかった。

そんなこんなでたどたどしく注文して、出てきたのがこちら↓

fish&chipsと店名チョップドサラダ


どーーん!

という感じで、ご対面。
写真では伝わりづらいけど、中々のサイズ感。
想像よりも大きい ということは実は注文前から周囲の席を見渡して既に分かっていたことだった。

このサイズを食べ切るには勢いが大事だ!と、揚げたてのザクザクホクホクを頬張る。

お、見た目に反して素朴な味。
言い換えると 味、薄め。

衣はサクサクというよりザクザクで、中の魚(cod)はしっとりホワホワ。食感だけでも充分に楽しめるが、いかんせん味付けは優しめ。

頼んだサラダの塩味と酸味のバランスが良くてくっきりした味付けだったのでそれと、控えめに添えられたタルタルソースを交互に組み合わせながら食べ進めていく。これで合っているのか....?と不安に思いながら、つまんだポテト(chipsの部分)が

あら!ジャンキー!
多分、なにか動物の脂を混ぜて揚げていたのだろうか、やけにコクがある。おいしい。食感のコントラストも絶妙で、かなり好みなタイプ。

さすが fish&chips 。Chipsの方も抜かりないということですね。

___

店内はやはり観光客多めで、
いや多めでというか多分全員が観光客で、
地元の雰囲気 という感じは一才無かった。

「the 観光地みたいなのは好きじゃないんだよね〜」みたいな旅人の意見も少なからず聞くけれど、個人的にはそういう場所の どことなく浮ついた空気感 も好きなんだよな。

隣のファミリーも目の前のカップルも、みんな "ロンドンのfish&chipsを食べに来た" 同志だろう?と勝手に仲間意識を芽生えさせては1人ニヤついて、"場を共有するということ"を楽しんだりしている。(キモめ)

あぁ...「みんな目的を同じくしてその場に集まるという状況が好き」という話もまた書きたいな....書けば書くほどに書きたいこと増えるね、note

___

イギリスはコーディアル文化があることもあって
色々なノンアルドリンクが取り揃えられてて
下戸に優しい。あとvictorianとか
いちいち格好良い名前つけるのズルい。


会計時は特に気にしてなかったけど、今カードの履歴みたら€33でした。日本円だと5000円そこそこか....ほほぉん(意味深)

今回はこの店の一度限りだったけど、色々食べ比べてみてお気に入りの一店舗を探すのも面白いだろうな。要素がシンプルだからこそ、比較もしやすそうだし。

Fish&chips🐟🍟
「イギリス料理ってつまりこれでしょ?」みたいに、どちらかというと揶揄される方向で聞くことの多い料理だったものとの初対面。
おいしかったし、行って良かったな。

やはり、何事も、食べてみないと。
経験してみないと。

それをなくして論ずるのは辞めましょうね
とだけ、一旦、強く思いましたので共有です。



うわあ〜〜ロンドンの街のこととか、地下鉄のこととか、人の動きのこととか、色々書きたかったのに既に2573文字〜〜ひぃ〜キモすぎ〜〜

なんて、しばらくはきっとこんな調子ですけど、書くの好きだな、やっぱり。
インプットよりアウトプットの方がストレス発散になるらしいしね(何の話)

少しずつ、書いていきます。
このペースだと来年になりそう!

目指せ!年内!!!

おわり

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