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私の専門分野と今日の在宅勤務

今日がまた終わった。
メールを立ち上げっぱなしにしているけど、本当に心臓に悪い。

今日は筆記体の写しと、英語史の勉強。一応、専門分野なので。

英語の教員と一口に言っても、専門は人それぞれなの。

英文科を出た人もいれば、教育学部英語教育学科を出た人もいる。外国語学部を出た人もいるし。

そうなると、それぞれの専門分野は本当にバラバラ。一通り教科教育法は当然必修なんだけど、「文学」「言語学」「教育学(教科指導法の研究)」と、大まかに3つにみんな分かれるのね。

私は言語学派。さらにマイナーな、生成文法(今の理論では極小主義理論;The Minimalist Approach)という、Noam Chomskyが作り上げた言語学と、英語史が私の専門分野。初期近代英語っていう、Shakespeareが使っていた英語の、言語構造が研究対象。

だからなのか、言語構造とか、文法規則で、「なんでこうなの??」っていう言語現象にものすごく心を惹かれる。文法マニア、言語構造ヲタ、そんな感じなのかも。アドレナリン出てるのわかるしねw

ちょっと前に購入して、少しずつ読み進めてる本がこれ。『英語史で解きほぐす英語の誤解』(中央大学出版)。修士論文のときの先行研究の勉強の時みたいに、ポイントをノートテイキングしながらすすめてる。だって読んでるだけだと忘れるからさ。手で書くと記憶に残りやすいよね。

英語史の本は割とたくさんでてるけど、この先生(堀田隆一先生)の本は、英語と他言語との比較とか、どうして英語が世界言語となりえたのか、とか、英語史の視点で丁寧に書かれてて分かりやすい。

メールを立ち上げつつ、ひたすら読み進めて、ノートにまとめながら、メール対応して、って言う感じ。

ただやっぱり、いろんな書類作成とか、チーム内での意見集約とかしないといけないから、それが一番ストレスだね……私にとっては、結構辛い。だって相手が見えないし、この不可視な状況、というのが不安を掻き立てるし。

でもこうやって文字にしていくと、すこし客観視できるからいいのかも。

明日もこの本の勉強を続けます。

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