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とある高校教諭の11月〜こんなに激務だったっけ〜

ご無沙汰してます。某国立大学附属高校、英語科教諭のSayaです。

11月に入って、激務度がハンパなくなってきたので愚痴らせてくださいませ。

うつ病の私にとって、仕事のループ(1つ終わると次が来て、延々と続き終わらないこと)はとても辛い。でも仕事ってそんなもの。助けてくれる人は少しはいるけど、最終的に判断したり、ゼロから資料を作ったり、大学の部署の教授たちと高大連携授業のことで何十通ものメールのやりとりを繰り返すのも、もうおなじみ。とにかく私から発信しなくちゃいけないことの、なんと多いことか。相手は大学の教授だったりするんだから気を遣うんだよ?外部の業者(予備校関係だったり教科書会社だったり電子辞書の会社だったり色々色々……)も当然来るしねぇ。

兼務しすぎてて(校務分掌が一人にいくつも集中しているんだな)常にgmailを立ち上げっぱなしにしておいて、さらに「タスク」に書き込んだタスク一覧に、書き加えては終わらせて消していって、の繰り返し。

今日は、というと、定期考査が終わって、ほっと一息したのもつかの間。次は生徒の英語でのグループ発表の準備と打ち合わせ。生徒たちと原稿の校正をやりとりして、議論を重ねて、また次の校正。同時に要旨(日・英)の準備も進める。

それに加えて今日は定期考査のあとに校内での外部英語試験実施。うちの学校ではTOEFL Juniorを採用している。その準備も実施後の後片付けもあった。

でもまだまだあるんだよね。

まず入試問題作成。いちばん重要なこと。

次に研究紀要の原稿執筆。もともと私は研究部だから、他の人の原稿の編集作業も担当している。でも原稿の集まり具合が良くなかったりすると、研究部の教員が執筆することもある。私はここ3年間くらい、ずっと原稿を書いてる。

それに文科省に提出する研究報告書。あと2週間後あたりが校内の締め切り。これも大変。今年度が事業の最終年度だし。

で、しかもこの報告書の編集委員でもあるから、私が校正作業をしなくちゃいけないのは2種類。

あとは外部との折衝の仕事。業者によっては頻繁に案件になっていることをせっついてくるから非常に苛立出しい。分かってるんだよ、進めてるよ、教員同士で打ち合わせの時期を合わせるのも大変なんだってば。それを、今日ちょうどTOEFLが終わった直後に、催促の電話がちょうどかかってきて、苛つきを隠せなかった。タイミングが悪いんだよ……。

仕事の種類がおおいなー、っていつも思う。勤務校は、いくつものことを同時並行できなくちゃいけない。担当する科目の種類も多いから、必然的に採点、作成するテストの種類も多い。これが負担なんだなぁ。

私は英語の教員だけど、専任教諭が1名だけだから、他校だと他の同じ教科の先生たちと相談したり協力できることが、この学校だと私だけで全部処理しなくちゃいけない。非常勤講師のコマ数の計算とか折衝とか割り振りだとか、そういう管理的な仕事も含めてとても事務作業が多い。その上に、普段の授業の準備がある。……擦り切れるよ、私自身が。無くなりそう。来年度の非常勤講師の募集のことが、やっと昨日、大枠が固まった。これも、私が中心。だって英語の専任、私だけだし…。

文科大臣が「30人学級」を明言したことがニュースになってたけど、それって小学校、中学校の話なんだよね。いや、大切なんだよ、一番人手が必要だから。

でも高校での仕事内容の精査についても考えてほしいなぁ。無駄が多いわけじゃない。人が足りないんだよ。教科の専任が一人だけって……。

書いてちょっとスッキリした。


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