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はじめまして。中村さやかです。


ご覧くださり、ありがとうございます。
まずは、わたしのこれまでの歩みについて紹介いたします。
最後まで、目を通していただければうれしいです。


私のヒストリー

私の両親は公務員で、世間体を気にして「人に迷惑をかけない」ように
厳しくしつけられました。
その影響か、幼少の頃から、「おとなしくていい子」と言われることが
多かったです。 

敵を作らないように、笑顔でやり過ごしていたので
「いつも笑顔のさやかちゃん」と卒業文集に書かれたりしました。
そう書かれると、私はますます自分を偽り笑顔でいなければならない思い、<どうせ本当の私のことを誰も分かってくれないのだ>と孤独を深めていったように思います。


中学生になる頃には、両親の喧嘩が激しくなり、 私は、家族が傷つけあうことに耐えがたい痛みを感じていました。
<これ以上家族が争うのを見たくない>と思い、常に誰かの機嫌を気にしていたのです。
<私が家族の平和を守らなくてはならない>と思いながらも、ただ耳を塞ぎ震えているだけしかできない。
「もうこれ以上耐えられない」と心は悲鳴を上げている、、
けれど、<こんな自分を人前で見せるなんて絶対にできない!>と思い、
 明るく笑顔で、人に迷惑をかけるようなことはしませんでした。


いつからか、心の中には、
<本当の自分ってなんだろう。いったい何のために生まれてきたのだろう>
という疑問が湧いてきました。

その想いはどんどん膨らみ、大学生の頃から、本格的に「自分探し」を
始めました。
パックパック一つで色々な場所を旅する日々。
地図を広げて自由に移動しながら、自分の人生を見つめていたのです。

「インドに行けば見つかる」と聞いてはガンジス川にも行き、
「人生が変わる」というホノルルマラソンにも参加しました。
自分のアンテナに従い、沖縄の離島の海にも潜り、屋久島の山々にも
登りました。
それでも、「これだ」という確固たるものは見つけることができません
でした。

いつの間にか、<もう自分を探している年齢でもないし>と
自分の使命を生きるという夢は胸の中にしまいこんでいったのです。

結局、安定した両親のもとで育った私は、安定した大手企業で働くことになります。

そして結婚し2人の娘に恵まれました。
<この子たちの母親であることこそ、自分にしかできないこと>と思い
子供達を立派に育てるのだと意気込んでいたように思います。

しかし、私にとって、この育児というものが想像以上に大変なものでした。
洗濯物の散らかる部屋の中、子どもの泣き声が自分を責めているように
聞こえてきて発狂しそうでした。
子供の顔を見ても「かわいい」という感情が湧かず、<母親は、子供への
無償の愛が溢れるもの>という理想とのギャップに苦々しい気持ちでした。

毎日、いっぱいいっぱいで、子どもが自分を苦しめている存在にさえ思う
ように。
「もうお母さんを辞めてしまいたい」と何度も思いました。
人に弱みを見せたくなくて、泣きながら電話した相手は市の無料相談窓口だったのです。

「なんでみんな楽しそうに子育てしているの?
私の能力が足りないの?私には何が欠けているの?」
と自問自答する日々。


転機の訪れ

そんな中、会社の同僚に誘われた勉強会で
心理学やコーチングと出会い自分を知っていきました。

最初は半信半疑でした。<なんか正直怪しいぞ>って思っていました。
本当に自分が変われるのか、自己投資ということにも、とても抵抗がありました。
騙されたくないという気持ちで、パソコンに向かって申し込みボタンをクリックするだけなのにものすごい緊張感。

それでも、自分の置かれた状況が苦しくて、藁をもすがる思いでした。
このままでは子供達にも悪い影響を与えてしまうという危機感も後押し、勇気を振り絞って決断したのです。


学びを進めていく中で、
<自分をがんじがらめにしているのは、他でもない自分だったのだ>
という驚き。
不思議なことに、自分が学んでいるだけなのに、
<あれっ、娘の態度が変わってきた? あれっ、両親が私を理解してくれている? あれっ、夫が優しい?>と周りが変化してきたのです。

学びを実践していく中で、<この方向に進んで行けば、人生が良くなって
いくな。>という自信がついてきました。

ようやく自分が何者なのか、何のために生きているのかの問いが
分かりました。

それが自分の中で明確になることで、
「自分の軸」を持つことができ、夢が持てるようになったのです。
<夢なんて言葉、いつぶりに使っただろう。夢を語ることなんて、長い間してこなかったな>
私の気持ちは高ぶり、心から湧き上がるものに<私にも、こんな感情が残っていたのか>と驚きでした。
子供を優先する生活の中で、自分の心が動かなくなり、何が好きなのか、自分がどうしたいのか、本当の気持ちも良く分からなくなっていたからです。


子供が寝た後、本を読んだり、オンラインでの学びの場に参加している姿に、夫からは「無理しないで。そんなに頑張らなくてもいいんじゃない。」と声をかけられたりしました。
<そうか、自分の好きなことをしているから楽しいのだ。>
周りからは、頑張っているように見えても、自分が本当に望む未来につながるから「頑張っている」という感じはあまりなかったのです。


変化の過程

子供との関係も一気に全てが変わるわけではなかったです。
長女の癇癪がひどく、暴れ出したら手が付けられない状態だったところから、癇癪が出る頻度が目に見えて減りだしました。

<思春期にどうしようもなくなってしまう>
という漠然とした不安があったのが、嘘のように、
<先の心配をしても仕方ない。なるようになるでしょう>
という安心感があります。
何よりも、子供との時間を心から楽しめる自分になれたことが本当に
うれしことです。

「母親」を演じていた頃から、「私」という一人の人として、
子供とふざけ合って「わはははは~」と腹から笑い合える瞬間。
「ママが大好き」と言ってくれる子供達との「今」を味わいながら、自分の人生も大切にするというバランスが取れてきたように感じます。

自分が望んだ現実を手にしてきた時、
<自分と同じように悩んでいる人の役に立ちたい>
と思うようになりました。

一念発起し、人をサポートする仕事を始めたての頃は、立て続けにお断りをいただく日々でした。<私は必要とされていないのだ>と落ち込み、仲間に「やっぱり私には無理だと思う。」と弱音を吐いたことも。

それでも、明確にした自分軸の延長にあるこの仕事こそ、ライフワークとして取り組み続けたいという強い思いもありました。
「あなたなら、絶対にできるから」と信じてくれる周りの支えもあり、今では、「あなただから申込みました」「あなたにお願いしたい」との声をいただくことが増えてきました。

何より、受講生の人生に寄り添い、尊重し、その人の素晴らしさを一緒に見出していくことが自分の喜びだと気づいたのです。受講生が自分自身に深く気づき、「これが私でした」と涙を流したり、別人のように表情が生き生きと変わる瞬間は、いつも大きな感動があります。
「好きな事で感謝されて収入を得る」ということの豊かさを感じています。


私の使命

自分と同じように、自分を後回しにし、夢をも忘れて生きている人に、
「自分の人生を自分らしく生きること」を取り戻すサポートをしています。

✅ 役割に捕らわれずありのままの自分で自由に生きたい
✅ 自分の好きな事で収入を得て自信のある女性になりたい
✅ 自分はこのために生まれてきたのだと言えるような
  ライフワークを見つけ、そこにエネルギーを注ぎたい
✅ 子供を信じて温かく見守れる母親になりたい
✅ 夫と愛のある強い絆を築きたい

欲張りだと思いますか?
高望みだと思いますか?
自分には無理だと思いますか?

家庭も自分の夢も叶えていく欲張りな自分に正直に生きていい。
私という一度の人生を生き切ったといえるような人生を歩んでいきたいと思います。


「自分の人生」は自分が主人公の物語のはずなのに、途中で子供に譲って
しまう人っていると思います。
特に責任感が強く、頑張り屋さんのママに多いように感じます。
これが長く続いていくと「空の巣症候群」予備軍の可能性大。

「今は何よりも子供の事が一番になっている。」
「子供が幼稚園に行くと、自分は何をしていいのか分からない。」
「何か働いた方がいいのだろうけど、自分には何かできるのかな。」
「自分の夢?家族でしたいことならあるけど、自分の夢って何だろう。」
そんな声がたくさん聞こえてきます。

子供のために一生懸命生きることは素晴らしいことです。
自分を犠牲にしてでも子供に尽くすように、世の中も期待している風潮が
ありますよね。
それが、子供が大きくなった途端に、子離れできてないっていう批判は
酷だと思います。
自分を無くす程、全力で家族のために生きているママ達。
自分の人生の主人公を誰かに譲らないで。
それが大切な子供であっても。

自分が主人公の物語を紡ぐこと。
誰にでもその価値があり、それを実現する資格があります。


私のビジョン

世の中には、孤独、無価値感、不信感が溢れているように感じます。
特にこのコロナ禍において、人々とのつながりが分断されてきているのではないでしょうか。
本来、人間は「人と人とのつながり」の中で生きるものです。

もし、孤独を感じている人がいれば、一人じゃないと伝えたい。
もし、自分に価値がないと感じている人がいれば、あなたの素晴らしさを
伝えたい。
もし、人が信じられないという人がいれば、私も同じですと伝えたい。
そして、一緒に少しずつ信じていけばいい。

すべての人々があたたかなつながりの中で、
色とりどりの自分色の人生をかたちづくり
心のままに生き生きと躍動する世界

このビジョンを叶えていくために
わたしができることを一つ一つやっていきます。


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