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宮古島時間《石嶺とうふ》

宮古の島時間は石嶺とうふ店からはじまる。
出逢いは友人のクラニオセイクラルの背術者・まきちゃんから紹介してもらった。

出来立ての豆乳は甘くてまろやかで優しい。

西平安名崎に祈り海水を毎週汲みにいく
海水のにがりだけで出来上がるゆし豆腐、そしてその豆腐を押し固めて島豆腐が出来上がる。
スーパーの豆腐の原材料の凝固剤など一切使わない石嶺とうふは自然の恵み、ミネラルが豊富で体に優しい。

木の枠に豆腐を流し入れては、余分な水分を取り除き、押し固めてていく。何度も何度も繰り返し豆腐ができあがる。

この景色は早朝の石嶺とうふ店へ到着した空
毎朝、この太陽と対面し豆腐をつくる神聖な場へ向かう。

そんなに年齢が変わらない山村日出男さんと洋子さんだけど、なぜか父と母だと思えるほど存在が大きい。

心を込めて一筋にこの母から受け継ぐ石嶺とうふを守っている意思と努力に私は圧倒される。
大きな愛でこの地を守りぬくお二人に、私が忘れているものを何時も教えられる。

豆乳をいただき、その後に豆乳が湧いてくる様子を日出男さんがじっと待つ。
大きな鍋の表面の揺らぎ具合で、そのタイミングがわかるという。

準備が整った豆乳の中に海水を静かに流し込むと、次第に分離したようなモロモロ・フワフワと豆乳が固まり出す。

これが出来立ての「ゆし豆腐」↓↓

柔らかく口の中で溶けていく…海水のみの塩加減が絶妙で、一度食べたら忘れられない味。

湯葉もねっとりトロトロだけど、しっかりしていて絶品。

しっかり押し固められた島豆腐は、味も食べ応えもあり、一緒に行った長女は豆腐嫌いなくせに島豆腐だけは大好きとという。

食べ終わると空になった鍋を洗う。
洗い方で私のあり方を見抜かれ、アドバイスしてくれる洋子さん。点描画を描く時を思い出す…今ここを大切にすることの「言う」と「出来る」との差がわかる。

心あらずでいると、直ぐにわかってしまう。
丁寧に黒蝶貝でこびりつきをこそげていく。
黒蝶貝とは黒真珠を養殖する貝で内側が真珠の輝きをもっている。

リズムと全体を見て磨いていくのは、心を磨いているようで無心になる。

ゆし豆腐を詰める日出男さん↑↑

この木の箱で押し固めていく↑

美味しい神さまの食べ物を作ってくれるカマドとお鍋に最後に手を合わす。
祈りとともに生きている島ならではのあり方。

お豆腐をいただいた割り箸も鍋の火のカマドに入れるのだけど、入れるときに綺麗に燃えて下さいね、と祈るように教えられた。

そう言う全てのものと共存し助け合っている意識でいる美しさ。
毎回、宮古島へ行くと言葉では伝えられない暖かい、このお二人に会いにいく。


*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ここのお豆腐は宮古島の島の駅やあたらす市場、マックスバリューでも取り扱っている。
鍋洗いを終えた後、その足で島の駅へ豆腐を買いに行ったら、すでに豆乳しか残ってなかった… レジの方にそこの豆腐は素晴らしいと教えられ、我が事のように嬉しくなる。

マックスバリューならあるか…と行くと空っぽで唖然としていた。

隣の豆腐を買おうか迷ってたら…さっきまで一緒にいた日出男さんが登場!!

「なにしてるん?」

売り切れで残念…と言うと、今から納品だと。
なんと、グットタイミングすぎる!!

買っていきました。島にいる時は長女も私も大好きなチャンプル三昧。

もうね、宮古島へ行かれた際には、ぜひお買い求め下さいませ。

石嶺とうふ
沖縄県宮古島市平良字西原1246
0980-72-7400

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