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ガストバーナーのインタビューができるまで

 わたしが自主で運営している音楽系ウェブマガジン・ワンタンマガジンにて、ガストバーナーのインタビューを公開しました。

 ガストバーナーは、今年2月に解散した名古屋のバンド・みそっかすのフロントマン、デストロイはるきちさんがフロントマンを務めるバンドです。2020年3月に結成されました。

 かなり急遽決まったインタビューでした。そのあたりの経緯はインタビュー前編のリード(冒頭文)でも書きましたが、このnoteではそれをもうちょっと補足します。

 8月末、はるきちさんからDMでガストバ(って略称でいいのかな?)(追記:はるきち氏「異議あり」だそうです笑)の音源が届きまして、聴いたらめちゃくちゃかっこよかったんですよね。聴いてすぐ興奮して勢いのまま「かっこいい!」と返信しました。

 本当はその時点でわたしから「ワンタンマガジンでインタビューさせてほしいです!」と打診したかった。けど、ちょっと躊躇してしまってたんですね。

 その理由というのが、ほかのアーティストさんから音源をお送りいただいたタイミングで「わたしが自主でやっているメディアでインタビューなどさせていただけたらうれしいです」と持ち掛けると、その話題だけ綺麗にスルーされて返信が来ることが過去にとても多かったから笑 それもあって言い出しにくかったのです。

 でもそのあとちょっとはるきちさんとやり取りをしたとき、はるきちさんの返信の文末にこう書いてあったのです。「またインタビューしてくださいね」。

 ここでわたしは直感的に思うわけです。あれ……? これ、はるきちさん、もしかしたらワンタンマガジンでもインタビュー受けてくださるかも……!?

 たぶんはるきちさんは、「いつかまたインタビューしてもらえたらいいな」という意味や「いまはなかなかそんな機会はないだろうけど」という意味でおっしゃったんだと思います。

 そうとはわかりつつ、「わたしが自主でやっているメディアでよければいつでもお受けします~」と返信をすると、「え、本当ですか!? 詳細教えてほしいです!」という旨のお返事があり――というわけでとんとんインタビューの実施が決まったのでした。

 ……と、ここまで書いてて思ったんですけど。インタビューではるきちさんが話している、16ビートはやおさんをバンドに誘う流れとちょっと似てますよね笑

 そしてはやおさんもインタビュー内でおっしゃっていましたが、こういうなにげない発言からいろんなものがぽんぽん決まっていくのって、本当にご縁だなと思います。奇跡だなって思います(辻斬りっちゃんさん風)。

 最初はメンバー4人インタビューのつもりで計画を立てていたのですが、はるきちさんからプロデューサーのマイケルTHEドリームさんも制作にだいぶ関与していること、マイケルさんもいろんな想いを持ってガストバーナーの制作をしている旨をお聞きしました。

 初リリースのタイミングだから、メンバー4人のキャラクターにじっくりフォーカスしたほうがわかりやすいけど、はるきちさんとしてはマイケルさんにもインタビューに参加してほしいご様子。そのいい折衷案はないものか……と考えて出た案が「番外編としてマイケルさんのソロインタビューを行う」でした。

 マイケルさんをまじえた5人のインタビューよりも、マイケルさんがメンバーという立場ではないことを明確化したほうが面白いなと思ったし、メンバーでないからこそ考えられることもあるだろうなと思ったのです。

 その読みが当たりまして、短尺とはいえかなり面白い内容になりました。マイケルさんエッジききまくり笑 こちらは本日18時公開の後編に掲載します。

 ふとした発言からとんとん拍子でインタビューが決まって、やり取りしていくなかで出てきた意見で新しい発想が生まれたりして。ほんと、アーティストチームと一緒にタッグを組んで記事を作っている感覚があって、「ワンタンマガジンでやりたかったのはこういうことだったんだよな……!」と噛みしめています。

 このインタビュー記事を作っていくまでの経緯がすごく楽しくて、思わずnoteに書いちゃいました。わたしにとっての「Happy」がここにあります。

 夜遅くにリモートインタビューに参加してくださって、撮り下ろし写真の撮影やオフショットを送付などもろもろの手配してくださったメンバープロデューサー各位に、心から感謝&感謝です。

 ガストバーナーって結成から半年、いい波が起こってると思うんです。それはみそっかすやはるきちさんはもちろん、メンバーさんやプロデューサーさんおひとりおひとりが積み重ねてきたものがあってこそなんだろうなと。

 その波にインタビューというかたちで乗ることができて、本当に幸せでした。媒体が変われども、バンドが変われども、こうやってお話を伺える機会があることをうれしく思います。ガストバーナーが、5人の音楽活動が実を結ぶ場所になりますように。

 というわけで本日18時公開のインタビュー後編も、どうぞおたのしみに~~~!


最後までお読みいただきありがとうございます。