DETOX『ネグニン』インタビュー

 ワンタンマガジンにて、DETOXの1年4ヶ月ぶりの新作『ネグニン』のインタビューを公開しました。撮影はMade in Me.のベーシスト/チームSANAGARAの優作さん(ありがとうございます!)。雪が降った1月の寒い日、町田にて。

 インタビューは某喫茶店の喫煙席で。取材の1週間くらい前にTVでMade in Me.の彦さんがここについて話していて、そこを取材の場所に知弥さんが指定して、この2日後くらいにこのお店から喫煙席が撤廃されるという。なんとも奇妙な巡り合わせでございます。

 DETOXとの出会いは2017年11月。「SMDR」というsaita、Made in Me.、DETOX、RiLの4バンドが毎年1月下旬に開催しているイベントをワンタンマガジンで取り上げたことがきっかけでした。

 なぜSMDRにフォーカスしたかというと、遡ること2017年7月。YouTubeの自動再生でMade in Me.を知り、彼らの音楽的才能や横浜町田のアンダーグラウンドシーンに衝撃を受けたわたしは、彼らとインタビュー企画を練るなかで「SMDR」のフロントマン対談を打診。MiM.の協力あって座談会が実現しました。

 フロントマン4人は全員クセが強くて、それぞれが強いポリシーを持っていて、いちバンドマン/ステージマンとしての華や存在感もあったし、いい意味で簡単に人を信用するタイプの人たちではありませんでした。

 得体の知れない初対面のわたしにみなさん若干警戒しながらも、本気で話をしてくださって、本当にありがたかったです。いま読み返してみても、すごく面白い座談会記事。個を持ってる人たちの話は躍動感がありますね。

 去年の秋、知弥さんから完パケしたばかりの『ネグニン』が届きました。知弥さんはSMDRの記事以降、ありがたいことにわたしの書いているものを読んでくださっていたそうです。わたしもDETOXの音源や活動はチェックしていたので、お互いの発信してきた音楽や原稿などに心を動かされながら信頼関係を作ることができたというのは、すごく健全でもあるし、なによりとても誇らしいです。

 今回の知弥さんソロインタビューは、幽遊白書で言うところの幽助(知弥さん)と酎(わたし)みたいな距離感の、いい会話になったんじゃないかな、と思っています。現在配布中のSkream!のコラムでもDETOXや『ネグニン』について書いてますので、インタビューのあとがき的にお楽しみいただけると幸いです。

 DETOXは今週末から5月まで続くレル企画の「予兆の予兆ツアー」で全国を回り、4月には町田CLASSIXで自主企画ライブ「緊急招集」を開催します。まじかっけえバンドなんで、ぜひぜひチェックしてくださいね。2020年、DETOXの快進撃が始まるんじゃないかな、なんてわくわくしています。


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