アラフォーと子宮筋腫手術⑧通院終了
9月25日、主治医より「経過良好」の診断をいただき、無事婦人科通いが終了しました。やったー!
前回のnoteでは術後1ヶ月の経過について書きましたが、術後2ヶ月、術後3ヶ月の経過は正直引っ越しでばたばたしすぎててよく覚えていません(だめ)。ですのでざっくりと……。
退院後の生活
術後1ヶ月ちょっと
ちゃんとした周期で生理が来る。とにかく2日目の量が多い。でも凝塊血は出ないし、すごくさらさらしている。さらさらしているからこそ横漏れしやすくなるという、喜んでいいのか悪いのか。
5日目で終わるのに、1日置いておりものと血が混じったものが出るのが3日くらい続く。それが終わってすぐくらいに排卵日が来るので、すっきり過ごせる日がまったくと言っていいほどない。だけど生理自体が軽くなっているので、前に比べればだいぶマシという感じ。ちなみにこれは9月も同じくだった。
術後1ヶ月半くらい
テープがなかなか剥がれないので、生理が終わったくらいのタイミングで先生に電話で問い合わせて剝がしていいという許可をもらう。お風呂に入りながらゆっくりテープを剥がした。テープかぶれでちょっとひどくなったところが2箇所くらいあった。
それくらいの時期に杖をついて代々木八幡駅から松濤まで往復で歩いた。時間は掛かるし大変ではあったけれど、風が気持ちよくて楽しく歩けた記憶がある。
術後1ヶ月20日目すぎくらい
術後初の原付乗車。お腹の内部の傷が治りきってない&原付は道路の凹凸の衝撃をもろに受けるので、ずっと腹パン食らってるような感じで、3km走ったら気持ち悪くなった。原付の運転は腹筋を使うことを身をもって知る。
その3日後、杖をつきながら早歩きをして階段をのぼったりする。
術後2ヶ月すぎ
杖を持って移動をやめる。結構普通に歩けるようになる。人ごみを歩くのは怖いので、お腹を抱えながら歩いた。気分が悪そうに見えるみたいで、周りの人もちょっと気を使った素振りを見せてくれる。
セルフ引っ越しで荷物をたくさん運び続けた。重いものがあんまり持てないのと、背伸びができなかった。
術後2ヶ月半くらい
だいぶ普通に動けるようになったので、家では腹帯をはずし、外出時だけつけるようにする。
術後初めて全力疾走をした。ただし腹帯をしていなかったので、お腹を支えながらである。お腹をかばう、それすなわちお腹の筋肉を使っていないため、お腹だけぶよぶよなので揺れると痛い。だって走ると痛いっちゃもん(発育ステータス)。
その1週間後くらいには外出時も腹帯をつけなくなった。
最後の外来
先生に生理の具合を聞かれる。わたしの伝えたのは以下の内容である。
・周期はしっかり安定している(これは子宮筋腫があった頃からそう)
・血液がさらさらしている。凝塊血はほぼない
・2日目が異様に多い。だが子宮筋腫があった頃より全然マシ
・生理が終わって1日経つと、血とおりものが混じったものが3、4日出る
以上を話したところ「ご本人的に不自由なところはあると思うけど、経過は良好だと思う」とのことだった。地味に生理終わった後の血とおりものが混じったものが出る期間が嫌なんだけど、そのうち落ち着いてくるのかな。
NGなのは術後半年以内の妊娠。それ以外は基本、痛くなければ何をしてもOKとのことだった。腹筋運動もしていいし、傷をボディタオルで洗ってもいいらしい。「何か気になることがあればいつでも気軽に来てね。手術した病院なんだから」と言ってもらって、センセ☆ まじ好き☆ ってなった。
テープかぶれの件を言うと、リンデロンVローションという塗り薬を出してもらった。薬をもらった日の夜、お風呂上がりにさっそく塗布したら、次の日の朝に荒れたところがかなり綺麗になっていた。
一気に効きすぎだなと思って調べたら、ハイパーつよつよステロイドだった。市販verの「VSローション」のサイトを見たら、1週間以上定期使用をするなとのこと。先生も薬剤師もそんなこと言わなかったぞ!笑
子宮筋腫との10年間
そんな感じで2013年あたりから過多月経がはじまり、バイト先の健康診断で貧血の診断を受け、婦人科に抵抗があるのでiHerbの鉄剤を飲むようになり、去年の1月から円安の影響でiHerbの鉄剤を飲まなくなり貧血が悪化し、同年7月には階段を1階分のぼるだけで息切れがひどい。その月に受けた健康診断でヘモグロビン値が5で「倒れなかったのが不思議なレベル」と診断を受ける。
内科の先生に婦人科に行きなさいと諭され、その年の10月に近所の婦人科に行くと「子宮筋腫だろう」という診断。子宮全摘手術になるだろうと言われ絶望する。
2ヶ月かけて子宮全摘手術の決心をし、今年1月に大学病院の紹介状を書いてもらう。すると大学病院の先生(主治医)は「子宮温存は可能だ」と言う。子宮全摘手術の決意をしていたわたしは動揺するが、出血多量&輸血とのちのちなるかもしれない子宮がんのリスクを懸念しつつも、悩みに悩んで子宮を残したいという気持ちが勝った。
そこからレルミナ飲んで副作用に苦しみながら手術に備えて、6月に手術入院して今です。いや~~~~~~ 長かった~~~~~~!!!!!!!! がんばったーーーーーーーーーー!!!!!!!! うわーーーーーん!!!!
まあ今もPMSは残ってて排卵日3日後と生理5日前くらいがものすごく眠くなっちゃったり身体がだるくなっちゃうし、2日目は月経量を気にしなければいけないけれど、それでも今までに比べればかなりマシである。手術前なんてシンクロフィット+クリニクス+吸水ショーツ2枚重ね+まもら騎士で1時間もたないし、平気で横漏れしてました。今はシンクロフィット+朝まで超安心+吸水ショーツで全然1~2時間もちます。すごい!
手術直後はほんっとつらかったけど、手術してよかった!! 献身的に支えてくれた家族本当にありがとう!! noteやTwitter、Instagramを読んでくださったり、わたしの話を聞いてくださった皆さん本当にありがとうございます!!! わたしの子宮を残してくれた主治医本当に本当にありがとうございます!!!!!! ビッグラブ!!!!!!!!
もっと早く婦人科に行ってれば……と思わなくもないけど、貧乏フリーランスだったからなあ。ようやく2019年あたりから満足に食えるようになったレベルなので……。
ピルにも抵抗があるし、アラサーで手術したら子宮筋腫も再発しちゃうだろうし、いま手術できたのは本当に良かったんだと思います。もともと蚊に刺された痕も残りやすいタイプだから、みんなから見えない場所に10cm以上の傷ができたからってどうってことないし。
ほんとは子ども産みたかったけど、折り返した自分の人生を捧げたいほどの相手もいないし、家も買ったし!! 独身満喫します!!! でも妊娠しなかった人は子宮体がんのリスク高いらしいから健康に気を付けます!!! 運動だ!!!! 自分のためにたっぷり時間を使います。ぶよぶよになったお腹を元に戻さないとね……!!!!!!
そんなこんだでわたしの子宮筋腫ディケイド、まだもうちょっと続くとはいえこれにてほぼ終了。ありがとうございます!
最後までお読みいただきありがとうございます。