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パートナーを大事にして欲しい

コロナの影響で生活スタイルが変わるだけでなく
人間関係にも大きな影響を与えていると思うことが
多く起こり始めていると感じています。


マスコミ等でも「コロナ離婚」という言葉が
多く報道されたように

カウンセリングルームでも
パートナーとの別れを決断する状況に
追い込まれることも多かったのは事実です。


日本語が難しいのだけれど
「別れを決断する状況に追い込まれた」のではなく

もしかしたら
「今まで別れる決断を先延ばしにしていたが
考える時間ができた」
のかもしれないとも、もちろん思います。

パートナーとの「別れ」は
夫婦や恋人同士だけではなく



創業当初から共に事業を歩んできた
経営者とNo2の関係や
共同経営者だったお二人の
別離も数多くありました。

私自身、双方を知っているケースもあり
お互いの話を聴けば

今、最善の策が
「別れること」
「会社を別にすること」
「会社から出ること」であることは
頭では『結果』として理解できます。


でも、心では、本音は、
残念でならないのです。

悲しくて仕方ないです。
私は、お二人がそろっていることが
最高に素晴らしくてステキだと思っていました。


だから、共に歩むと決めたのです。  


どうして、別々に関わらなくては
いけなくなるのでしょうか?


創業時、共に同じ未来に向かって進み
同じ目標を掲げて歩もうと思う人には
人生の中で、そんなに出逢えるわけがない。


その二人に少しずつ
コミュニケーション不全が起こり
同じ道を歩んでいない事に気づき
違う道を進むことを決める。


もし、コロナが無くて
お互いに、毎日忙しく目の前のことに
当たり前に没頭していたら

こんなところに立ち止まらずに
「別れ」は来なかったかもしれない。



コロナで新しい時代が来ると言います。
私たちも変わらなくてはいけないと言います。

もちろん、その通りだと思うけれど
変えてはいけないものもある。

コロナのせいで、心も体も疲れていて

お互いを思いやる気持ちも少し欠けていて

そんな時に、大事な将来のことや
未来のこと、お金のこと、話し合うと
感情的になってしまったり
言わなくてもいいこと言ってしまったり


自分の方が相手より頑張っていて
相手は、全然頑張っていないなんて
できていないことに目を向けてしまったり

きつい言葉を投げたせいで
大切な相手を傷つけたり

普段と違う精神状態の時に
人生を大きく左右するような決断を
本当はしないで欲しいと思っています。


コロナがなかったら
突き詰めなくてもいい問題や課題を
テーブルに並べて話し始めると
お互いの価値観の相違ばかりに
目がいってしまうこともある。

昔より年齢を重ねたことで
お互いに譲れないものも増え
別の場所に守るべきものも増えて
頑なになってしまう部分もある。

でも、本当は目の前のパートナーは
あなたが選んだ人だったはず。
理解し合う時間があったら
必ず、分かり合えるはずなのに。

本当に少しのズレが
大きな溝になり知らない間に
二人の間の距離になってしまったのではないかと
思うのです。

パートナーに対して
その距離を広げるのではなく
歩み寄る努力を少しでもしてもらえたら
何かが変わったのではないかと思うのです。



夫婦間の問題でも
普段だったら、お互いに仕事をしていて
向かい合ってこなかったのに

ステイホームで共にいる時間が増え
お互いのことを見つめ直し
「やっぱりダメだ」
「ダメだと思っていたけれど
もう無理だったんだ」って考え決断する。



いくつものケースを観て
本当に心が痛く、今日は書こうと思いました。


大切な人、
そばにいるパートナー、
ビジネスパートナーが

自分のそばにいることは
当たり前ではないということを
覚えていてほしい
気づいてほしい。

パートナーに感謝の気持ちを持って欲しい

今は、思えないなら
過去にパートナーがしてくれたこと
パートナーがいてくれたから
今の自分があること
書き出してみてほしい。

感情的になっても
ちょっとだけ客観視して
本当に大切なものは何だったか?
思い出してほしい。

一度、口から出した言葉は
消せないことを知っていて欲しい。

だから、言葉を発する前に
その言葉を伝えていいか?考える
冷静さを持って欲しい。

冷静さを持てないと思うなら
話し合いの場を、今は持たないで欲しい。


今、通常とは違う精神状態であることを
受け止めて、大きな決断をしないでほしい。


パートナーに優しさと
感謝の気持ちを伝えてほしい。

あなたが過去に選んだパートナーを
否定したら
あなたの過去をも否定する事になる。

そんな風にどうしても思うのです。


未来のあなたが、
今の決断を絶対に後悔しないと
心から想えるなら
それは正しいかもしれない。

でも、思い出せるなら
パートナーと歩んできた道を
思い出してみてほしい。と心から思います。


このメッセージが
大切な人に届きますように・・・

大切な人に優しさを送れますように。

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