見出し画像

海外協力隊活動日誌🇩🇴234日目「協力隊への応募を迷ってるあなたへ」

ドミニカ共和国での生活が残り1年になりました。
1年後の明日はもう日本にいます。

明日からは同じ日付をドミニカ共和国で迎えることはない。
1日1日が最後だ。
そう思うと急に儚い気がした。

ちなみにそんな今日は
Día Internacional de la Felicidad
国際幸福DAYだそうだ。

ということで、そんな今日は朝から英語の授業にスペシャルゲストとして参加してきました。

日本の私が担任していた学年の子達が
英語の授業の一環で
日本紹介のビデオを英語で作ったので、
それを大学生に見てもらうというものです。

狙いは、この活動を通じて、
私が帰った後も、
ドミニカ共和国の先生たちと、
動画を送りあったり、
文化紹介をしあったり、
そんな関係性を作っていくこと。

以下使用スライドの一部

見ている様子とコメントをもらい、
この後編集して日本に送ります。

ドミニカ共和国はスペイン語だから
直接の授業交流は中々難しいけれど、
お互いに英語を第二言語として学ぶ国同士、
それかモチベーションになれば嬉しく思います。

午後からは水曜日なのでダンスを熱心に踊る一日でした。

水曜日、充実している。

ありがたい。

これでとりあえず今月のタジェールの予定は終了。
来週はセマナサンタです。

4月からの活動も頑張りたいところ。


明日も頑張る!

#さやか先生の活動日誌
#さやか先生の隊員活動


協力隊への応募を迷ってるあなたへ


残り1年にして少し前進してきたこの頃。

振り返りも込めてJICAボランティアについて考えてみたいと思う。

これがあなたの背中を押すことにつながれば嬉しい。

#いつか世界を変える力になる

私はこのキャッチコピーが好きだ。


結論から言う。

目的を自分に持てるなら私は全力でJICA海外協力隊をオススメすることができる。


私は以前、自分の協力隊を目指すきっかけをここにまとめた。

この中にもあるが、
結局のところ、
私はドミニカ共和国へ

・世界が知りたくて来た
・自分の目で世界を見てみたかった
・外国で先生をしてみたかった
・見てきたものを日本の子どもたちに伝えたいと思った

など、自分のためにここにきた。

だからどんなに活動がうまく行かないときも、
自分が日本に帰った時に、役立てられるよう、
ダンスを学んだり、道の様子や学校の様子を写真や動画におさめたり、観光したり、生きていることが全て日本に帰った後の仕事に繋がると思っていた。

だから、活動がうまく行かなくても
それはそれで、
本当は〇〇しなきゃ行けなかったんだけれど、
言葉もまだ話せないし、全然文化が違いすぎて馴染めないし……とこんなんでもそれはそれで経験値として伝えられると思っていた。

だから凹んではいたけれど、
帰りたい!とまでは思わなかったし、その分見たり聞いたりしようとしていた。

正直な話、
これは日記で度々話しているが、
ボランティアなんて求められていない。

なぜなら開発途上国の国は現状が悪いなんて思っていないから。

周りの国がどんな生活をしているのかなんて詳しくしらないから。

彼らは彼らで楽しく徐々に発展して生活しているのだ。

だから現状に小さな不満があったとて、それは微々たるもので、ボランティアに変えてもらおうなんて思っていない。

だからきっと、海外協力隊に対して、
「国際協力がしたい!」そう思ってくる人は絶望するのだろう。

国際協力とは一体なんだ?と。

困ってないから協力なんてできないんだ。
助けを必要となんてしていないから。

正直直接助けられるのなんて
国境なき医師団くらいじゃないだろうか。

途上国のJICAに対する目は「金」だと私は正直思う。

活動する中で、JICAを紹介して?働き口ある?寄付してくれるのか?などなど、そんな声のかけられ方をよくされる。

だから国際協力……?ってなるだろう。

それもあって、開発途上国を助けたいから、改善したいから協力隊になりたい!そう思っている人は、やめた方がいい。

きっと辛くなるだろう。

正直、私は230日を越えてやっとやっと授業ができて、学生からも先生なんだと認識され始めて、実験について教えられるか?というところまできた。

こうなってやっと、他にはどんなのがあるの?と求められるようになる。

きっとこれから協力隊としては活動できるかもしれない。

でも何か小さな変化にしかならないかもしれないけれど、実験を模擬授業に取り入れた後、学生に色々聞かれたり、一生懸命メモしたり、それがもしかしたら未来を変えていくのかもしれない。

今は全然何も変わらないけれど、
私が少しその人の人生に関わったことで、
世界の見方が変わったり、
チーナと呼んだら傷つくんだと分かったり、
そんな変化が大切なのかもしれない、

と現状だけじゃなくて、未来の可能性まで考えた時、きっと私たちは現地の人と関わって、話して、考え方を伝えるだけで、それはもう国際協力なのかもしれないと考えられるなら、海外協力隊は最高にいい経験値となるだろう。


JICAという大きなバックアップがあるからこそ、
安全に取り組め、色んな人と関わることができる。

ワーホリでは自分で全てやらなければならない渡航手続きや住居のこと、仕事のこと、全てJICAがしてくれる。

基礎的な語学学習が無料でできたり、
活動手当てが支給されたり、
給与には満たないかもしれないが、
貯蓄できるだけの手当てもある。
現職なら日本の給与だってある。

資金面、語学面でも自己スキル磨きとしてこれほどにないチャンスだ。

活動で成果をあげられたら尚のことだろう。

だから私は、海外協力隊は自分のためにならとても素敵な制度だと思う。

そういう意味で志を持って申し込んでもらえたら嬉しい。

自分にも任国にもWin-Winになるように
後1年、少しでも役立てるように頑張りたい。

今じゃなくてもいい。

いつか世界を変える力になろう

種を蒔かねば花は咲かない。

いつ咲くのかは分からないけれど、

いつかのために種を蒔くのがJICA海外協力隊なのかもしれない。


そのためにも外に出よう。
家の中に居たら勿体無い。

1人で部屋でこもっている時間は
何にもならないから、
色んな人と話して、関わって、そうやって過ごしていきたいと思う。

貴方がもし、世界に興味があって、
国際協力したい!から以外に理由を自分の中に見つけられたのなら、一歩踏み出すのもありだと私は思う!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?