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海外協力隊活動日誌🇩🇴88日目「夢を与える大人」

今日の振り返り

今日は昨日作った予定だと朝から小学校の予定ですが、カウンターパートがそれをできるように申請してくれたので、今日はオフィスで移動届と第一号報告書の訂正をしました。

アセントとかñとかが表示できないので、
普通のアルファベットに変更。
とりあえずやらなくてはならないこと終了です。

3ヶ月オリエンテーション用のパワーポイントも残すところ写真の編集だけになりました。
頑張ってる!

朝ごはんがさつまいもの日は
ちょっとテンションが上がります。


さて、平凡な生活ができないのが、
さやか先生の協力隊活動。

もちろん今日も事件勃発です。

昨日ね、カウンターパートとようやく作りましたスケジュール!
昨日のは誤字だらけで、訂正しました。
なかなか初見でOKは難しいです。

修正済みCRONOGRAMA

そして、いざ、キャンパス長と副学長に確認をとりにカウンターパートがオフィスへ。
私は教員室で待機です。

……

ここからが地獄の始まりでした。

カウンターパートからの電話。
今すぐ来なさいと。

そんな呼び方、冷や汗しか出ません。

場所だけ確認してすぐオフィスへ。


会議はいつなのか、
必要なものは何か、
すぐに聞かれました。

オリエンテーションの日付と第一号報告書の提出期限、ポイントの提出期限、そして、そこで私が何を今しているのか話すためにスケジュールを使うことを話しました。

カウンターパートはそれらを頷きながら聞き、
だから(スケジュールを)用意したと。
そして、それ(スケジュール)通り動けるように、
学校に行けるように調整もしていると。


なのでキャンパス長はいいんじゃないか?
これからどんどん増やしたり
変えたりして、授業も入れていこうと。


頷くカウンターパートと、首を横に振る副学長。


副学長曰く、まだ見る授業を固定するのは早いと。
もっと色々見てから、みる授業を絞るべきだと。
だから現状を知るために、生物学、理科、教育法の授業全部の予定を出せと。ディレクターたちに、全授業のスケジュールを出させていたのです。
そして、そこから見たいものを選びなさいと。
(ありがたいけれど、膨大な仕事量です。ディレクターさんたち本当にありがとうございます😭)

その意見の食い違いで言い合いに。
そして、これらを全く知らないニルサにも飛び火。
ニルサは何をしているんだと。

炎上です。はい。
もはや、わたしに打つ手なし。
言い合い?怒鳴り合い?を呆然と見るボランティアの図でした。

3人に共通しているのは私の仕事予定は、
年内は授業見学、年明けからワークショップや授業開始の予定らしい(今日彼らが怒鳴り合ってる中で知りました笑)

で、揉めているのは授業見学で何を見るか。
固定するか、色々見るか。

カウンターパートはあるいくつかの授業を固定して見て、毎回の変化とかを見ながら足りないものを探して欲しいって感じの協力方法。

副学長はおおよそを把握した上で、全体的に必要そうな教育方法の支援が欲しいという感じの協力方法。

どちらも一理あるし分かる、だからこそ、どうしていいか分からなかった……。

どちらも正しい。
だからどちらにも申し訳なかったし、
居た堪れなさすぎました。

なんならニルサに関してはもはやゼロスタート。
ニルサからの返信は全くなくなり、
ただただ一方的にメッセージを送るだけに逆戻り。

一歩進んで十歩ぐらい下がっている気がする……。

でも、こんな言い合いがあった後だからか、
大学の課題、困っていることを聞いたら
教えてくれました。

これでパワーポイントの空欄が埋められます。
心労がすごかったけれど、書類系は揃いました。

いつ、平穏な日々は訪れるのだろうか。
なので、今日はバレーの日なのにバレーもできず、ダンスにも行けず、しょぼぼんでした。

お昼
14時前にお昼

午後からは教育会議。
今日は教育実習の事後評価アンケート作成の項目検討会。
4択形のアンケートで、真ん中を作らないスタイルでした。
点数をつけましょうってところは上限とかポイント制とかの方が良い気がしたけれどうまく伝えられなかったなぁと反省。
でも、私としては、ドミニカ共和国の教育の話がたくさん聞けて、満足でした。
そして何より毎週、教育会議の中に混ぜてくれるのもありがたい限りです。

仕事終わりはJICA事務所へ。
日曜日にダンスフェスティバルに出るので、
その練習をしに。

手話ダンス、沖縄ダンス、琉球空手、ドミニカ共和国盆踊りを覚えて、覚えて、覚えて。
練習して、練習して、練習して。

日曜日、がんばるぞ!

練習会


明日はエンリキージョ湖に行く予定でしたが、学校の教育フェスにでなさいとの事なので、校外学習はなしに……かなしい。

揉めてたし、行けない気はしてたよ。
うん。
いきたかったなぁ。

でもせっかくの教育祭!
学生たちのプレゼンも先生たちのプレゼンも楽しみ!

教育フェス楽しもうと思います。

もっとちゃんと話せるようになりたい。
気持ちだけが前のめり、そんな一日でした。

落ち着いて

明日もがんばる!


#さやか先生の活動日誌


夢を与える大人


さて、こんなにうだうだしているさやか先生ですが、今日はとても嬉しい出来事もあったのです。

Instagramをフォローしてくれている教え子から
突然DMがありました。

「先生、外国楽しいですか?」と。

「楽しいですよ!
早く話せるようになりたくて、勉強するしかないのは苦しいですけど。
伝わると嬉しいし、日本とは違うものがたくさんあります🤭

楽しく見えていたら嬉しいです!」

そう送っていました。
毎日順風満帆なわけではないけれど、
ちゃんと楽しんでいるのです、私。

「毎回ストーリーをみて、楽しそうだなぁ、と思ってます!笑」

と返信がありました。

楽しそうが、伝わっていて発信していて良かったと思いました。

だからこそ、
「大人になったら海外進出も視野に入れて見てね。きっと楽しいですよ!」とつい勧めてしまいました。

すると過去一嬉しい出来事が。

泣きそうだった。
嬉しい。

小学校6年生のとき、教師を目指すなんて一言も言っていなかった子から、教師が夢の候補になったと。

そして、海外も興味があると。

今、日本の教員という仕事はブラックだとか、大変だとかあまり良くない印象の中、そうやって興味を持ってくれる子どもがいることに、素直に嬉しくてたまらなかった。

もちろんしんどいことも多いけれど、
それだけでなくて、

さやか先生楽しそうだな!
自分もそういうのいいな!って
人の夢になれる、憧れられるって素敵なことだなって。

そんな楽しそうな、自分もそうなりたい!って思ってもらえるような背中をこれからも魅せられる教員でありたいと心から思いました。

#いつか未来を変える力になる

ドミニカ共和国の未来もよくできるように活動を頑張るけれど、日本の未来もよくできるように、ドミニカ共和国での活動の様子も発信していきたいなって思いました。

日本の子どもたちに、
大人になるって面白そうだな!
先生、大人なのにチャレンジしてるや!
なら私もしてみようかな!

そんな風に思ってもらえる教員でありたいと思います。目指すは「夢を与える大人」になること!

そしたら、立ち止まってる暇はないな。
より良くなるように、
今できることを全力で頑張っていこう!

教師冥利に尽きるそんな出来事でした。
ありがとう。

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