新しい歳のはじまりをむかえて

6月13日、ついに私は24歳になった。

誕生日を迎えるにあたって、今まで感じたことのないような感情を味わった、、、というか、24歳になる一ヶ月前から少しソワソワしている自分がいた。24歳、この数字はあまりにも私にとってプレッシャーが大きくて、不安を抱える数字だった。この日が来るまであっという間すぎて、全く心の準備ができていなかったのだ。

24歳になったからって特別に何かが変わるわけでもないし、私の日常はこのまま過ぎていく。ただ、もうすでに24年も生きたという事実と、自分が想像していた24歳とは違う自分を目の当たりにして、戸惑いを感じてしまった。別に想像に違うという意味では、現状に満足をしていない、というわけではない。ただあまりにもあっといまにこの歳になってしまって、そのあっけなさに虚しさというか、寂しさを感じてしまっているのだ。

時の流れはあっという間で、気づかないうちに歳をとってしまっているけれど、自分は確実に、そして少しづつだけど成長しているんだなって過去を振り返ると思う。考え方やモノの感じ方、周りにいる人間や環境、そういうのがちょっとづつ、だけど確実に変化していっている。

私はもう子供じゃない、立派な大人だ。

24歳になってやっと感じることのできた「大人でいる」という感覚。多分これは仕事を始めたのもあるし、周りにいる人間の変化が大きな要因だと思う。こういう気持ちになれるのはありがたいことだし、これから大人としてのSayakaを歩む覚悟ができる。

ただたまに、純粋で恐れのない若いSayakaに戻りたいなって思う時もある。そういうSayakaが遠い過去に感じてしまって、それが多分悲しんだと思う。でも過去に縋り付くのはよくないし、過去はしっかりと思い出にしまって、24歳歩んでいきたい。やり残したことは体力が有る限り、一つづつ潰していけばいいもんね。こうやってブログに書くことで、なんだか頭の中や心もスッキリするわ〜。

20代前半を振り返って、今日は終わりにしよう。

20歳:真面目に大学へ通い、真面目に勉学を頑張った。とにかく、しっかりと「大学生」という肩書をこなした。バイトも続けて、バイトでのコミュニティーも広げていった。そしてその反面、パーティーやお酒の楽しさを覚えてしまい、本当に狂った飲み方や遊び方を始めたのもこの歳。もちろん失敗もしまくり。でもこの歳で失敗しても、周りは許してくれるから20歳は毎日が「勉強」だった。大学での勉強も、遊び方も。もちろん、お酒は酔うために飲んでいて決して味は好きではなかった(笑)20歳は割と10代の延長線だったな〜やれることの範囲が増えたくらいだな。

21歳:人生の転換期(の始まり)夏にタイへ一年間留学をして、感じたことのない自分を発見した年だった。本当に21歳を一言で表すと「発見」。初めての一人暮らし、初めての留学、初めての大恋愛、、、初めてをたっくさん経験してたくさん成長できた。お子ちゃまから、若者になった気がした。大人ではないけど、確実に一肌むけた。そして21歳になって、将来どうしていきたいか考えるようにもなった。

22歳:とにかく突っ走った22歳。最高に楽しくて若かった22歳。学生生活の最後の22歳。この歳は楽しすぎてあっという間だった。楽しいというか忙しい、があっているかも。大学は卒論で忙しいし、就活も必死だった。でも娯楽もしっかりと楽しんだ。月に一回は海外に行っていたし、夜遊びも頻繁にしていた。とにかく後先考えず、人生を楽しんでいた。とってもいい22歳だった。でも将来があんまり見えていなかったし、割とチャランポランだった。

23歳:二回目の転換期。内定が取り消されて、鬱な気分と闘う毎日。どうしていいかわからない将来。でも、20-23歳までが忙しすぎて、割と久しぶりに「長期で家でゆっくりする」という経験をした。きっと新型コロナウイルス感染拡大がなければ起こらなかったこと。これはこれで自分を見つめなおすきっかけをくれたからよかったかもしれない。そして23歳は新たなコミュニティーを作ったり、新しい人に出会う歳でもあった。コロナなのになんでだろう?周りにいる人というのがガラッと変わった。大学を卒業した影響も大きいかもしれない、、、。そして23歳は大学院に行くという目標を立て、23歳にそれを達成することもできた。23歳はとにかく波が激しい海を渡っているような感覚だった。

そして今24歳、どんな歳になるのだろうか。

期待を込めて、走る。

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