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『禅』を学んで脱疲労LIFE思考になる

今回読んだ本の紹介

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升野俊明著 三笠書房知的生きかた文庫
あらゆる悩みに対して、物事の本質に迫り、仕事・人生の指南役となる禅語。
リーダーに必要な要素を5つに分類し、1つのカテゴリーに10個の禅語。
そして、1つの禅語が1ページから1ページ半で分かりやすーく纏まっています。

禅語と脱疲労LIFEの関係

気付かぬうちに纏ってしまった疲労という名のマントを脱ぐ=脱疲労

脱疲労の方法は、休養・栄養・運動とたくさんありますが、そのうちのひとつに【思考法】というものがあります。
人は1日に6万回の思考をします。
そのうちの80%はネガティブな妄想です。『寝坊したらどうしよう?』とか『仕事が上手くいかなくて、迷惑かけたらどうしよう?』って感じです。
これらネガティブな妄想は、自分自身を守るためにする思考ですので、全てが悪いものでないことは、みなさまお分かりになると思います。
しかしネガティブな妄想を【無意識】に【続ける】ことで、思考が癖になり、脳が疲労します。思考の癖を知り、囚われないことで脱疲労ができるのです。
禅語を学ぶことは、その為の手助けになります。

脱疲労LIFEアドバイザーが著書より紹介する禅語3選

【平常心是道】びょうじょうしんこれどう
良い時も、悪い時もその感情を引きずらないこと。
例えば仕事で何か失敗するとネガティブな思考が次から次へと湯水のように溢れ出してきます。もっとああすればよかった、こうすればよかったと...
感情の振れ幅が大きく、振れたきりいつまでも戻らないと、脳は自動思考に支配されて疲労を蓄積していきます。
【非思量】ひしりょう
時には頭を空っぽにする。
『思量』とは一つのことに心を留めてしまう状態を意味します。何か心配なことがあると、そのことしか考えられなくなり、視野が極端に狭くなってしまうのです。
体調不良なども分かりやすい例です。心配事や悩みというのはどんどん膨らむ性質があるそうです。疲労の元ですね!対処法は心を『無』にすること!
ここで重要なことは、何も考えちゃいけないのではなく、頭に浮かんだ思考を右から左へとただ流すことが重要ということです。
【雲無心出岫】雲無心にして岫を出ず
自分のやり方に固執しない。
人間も雲のように、揺るぎない本質を持つ一方で、周囲の環境にうまく適合しながら生きていけたら最高ではないか?という考え方です。
現実、難しいでしょと思う方が多いでしょうか。自分の生き方や考え方を守ろうと、他の人のことをブロックする方向でがんばってしまうことが多いそうです。その結果『聞く耳』が閉じてしまい、人間関係がギクシャクしたり、協力体制が組めずに困ることもあります。
そんな時は雲を眺めて、一息ついて、思考を変えてみても良いかもしれません。

その他の脱疲労LIFE的思考法

禅語を学ぶ以外にも脱疲労LIFE的思考法は、瞑想やリフレーミングなどがあります。また機会をみて関連の本など紹介していきたいと思います。
また来週もお勉強の共有をさせていただきたいと思います!
ささっと読んで、ちょっと勉強になる書き物にしていきます!

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