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149センチ女が荷揚げ屋をやってみた
みなさんhello!
前回はカメラマンになったお話をしました。
今回は、それまでに色々なアルバイトを経験した中でのエピソードを一つご紹介します。
それは、荷揚げ屋。
認知度が高くないので、知らない人もいると思います。
どういう仕事かというと、工事現場で資材(キッチン、お風呂、長尺、タイル、石膏ボード等)を搬入する仕事です。
(敷地まではトラックで持ってこれるのですが、そこから建物の中に入れるのは人力なのです。)
現場内は障害物がたくさん、足元も悪い中、50キロほどの資材(三時間運ぶ事だけをして捌ける物量)を捌くのですから、屈強な男たちがやる仕事です。
そこに私はいました笑
身長149センチ、体型は標準笑
私を雇ってくださった会社でも、女性は荷揚げの現場に行ったことがなく、
どこの現場に行っても珍しがられました。
そこで一緒に働かせてくれた男たちとの日々は私の宝物の経験でした。
当時の出来事をシチュアシオンという作品にしていたので、一部を載せます。
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当時の私は、こんな性別への挑戦の日々がまだまだこれからも続くと思っていました。
生まれ持ったハンデは努力と信頼で克服できると。
結局私は信念を具現化する前に辞めることとなってしまった。
女と男の共存は時に困難ということは、
その後そのことに関して私が考えるきっかけとなりました。
現場では毎回メンバーが変わり、4人程度のチームで搬入をしていました。
時に、女だから一番楽な役割を振られた。
時に、2年やっている私より、初日の男の子が頼りにされた。
時に、性の対象とみられた。
時に、私が来るまで最後の大仕事を始めるのを待っていてくれた。
時に、鼻からさせないではなく、持てるかチャレンジさせてくれた。
社会は男と女で構成されている。
でも、荷揚げを経験して、それらは別の生き物にすら思えた。
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そして当たり前であった答えに辿りついたのでした。
結局は個々人の成熟度の問題であって、
普通の女が荷揚げをするということは、
差別ではなく、仕事の特性上難しいということ。
当たり前のことなのに、たくさんのお兄ちゃんたちが
何と戦っているのかわからない私に付き合ってくれていた。
悔しいことはたくさんあった、でもあらためてお兄ちゃんたちに頭がさがる思いです。
社会も地域も、友人も恋人も家族も、すべて個々人の成熟が大切。
考える力、それは想像力。
相手を見て、想像して分析して、心を使って、大変であろう事を埋めること。
それは差別ではなく、特徴が違うから協力すること。
この人生を豊かに幸福度高く生きるには。
そこには人との良好な関わりが欠かせない。
考える間もなく答えが手に入ってしまう時代だからこそ、想像すること。
目だけで見ようとしないこと。
お兄ちゃんたちは私にそんな人生の大切な事を教えてくれました。
そしてシチュアシオンという大切な一冊の本をもたらしてくれました。
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我が人生、振り返れば夢だらけ
そんな日々を歩ませてもらった。
そして今、明日を思えば楽しみで笑顔が溢れる。
そんな日々を継続することは難しいかもしれない、
でもこの経験を思い出せばいつだって戻ってこれる。
世界はまだまだ広い、
だから私は世界を撮り続け、知り、考え続けていきたい。
sayaka hashimoto
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