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【1989年100日旅】21日目。モスクワ

1989年4月26日は旅の21日目。20時頃、父の友人の日本人宅へお呼ばれ。応接間だけで当時住んでいたホテルの部屋の3倍程の広さなのに、さらに大きな部屋が3つくらいあってびっくりしたと日記にある。当時、学校の同級生や父の知人の日本人は皆、広い家に住んでいた。メイドさんを雇っている人も多かった。

私たちが当時住んでいたのは、ウニベルシティルスカヤ ホテルという、モスクワ大学から徒歩10分ほどのホテルの822号室。まだ営業中。数年前に両親が11歳の甥っ子を連れてモスクワに行き、そのホテルの写真を撮ってきた。内装はかなり変わったようだったが、外観はそのままだった。今はものすごく安くて(多分これは当時も)、朝食がおいしいらしい(これは当時とは大違い)。

シャンプー等があるような気の利いたホテルではなかったので、髪を洗うのは持っていった「ちゃん・リン・シャン」で。トイレットペーパーは持っていかなかったけけれど、補充されるトイレットペーパーはなぜか常にある程度使った残りで、灰色で驚くほど質が悪かった。衝撃を受けた母は旅行中、トイレットペーパーの国別比較をしていた。

そんな感じの21日目。旅は残り79日。

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