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女子大生にむけて④ロールモデルは色々いたほうが良い。

今回が最後の「女子大生にむけて」。このシリーズを投稿し始めてから、新しい方からのフォローやスキがついて嬉しい。そういえば、大学4年生だったころから、倍も生きている。

Q.ご自身では、どのような人と一緒に働きたいと思いますか?

・勤勉な人。ユーモアのある人。クリエイティブな人。気持ちのいい人間関係を築ける人。

Q.公私共にいろいろな方々とコミュニケーションを取っていると思います。コミュニケーションで心がけていることがありましたら教えてください。

 どんな場面でも、ユーモアのセンスを忘れないこと。どこの国の人とコミュニケーションをとるにしても、笑いが加わると、コミュニケ―ションが円滑に進むと思います。


Q.人に伝える時に心がけていることがあれば教えてください。

 相手に分かりやすい言葉で話す。話すスピード、言葉の選び方、シンプルな言い回しに気を付ける。


ご自身についてお聞かせください。

Q.ご家族は仕事をすることに賛成ですか?協力的ですか?

デンマークでは、女性が働くことについて家族が意見を言う事はないと思います。デンマークでは共働きがスタンダード。働くことが前提です。働いていないと逆に理由を尋ねられます。


Q.子育てと仕事の両立は、いかがでしょうか?

 結婚して2年ほど仕事をしておらず、一人で家にいる時間が長く、自分を見失っていた時期がありました。私は働くことが好き。家族にエネルギーをもらうから、働ける。働いてエネルギーをもらうから、子どもや家族にエネルギーを与えられる。いいサークルが生れます。


Q.ロールモデルがいたら教えてください。

 日本やデンマークで出会った沢山の素敵な女性たち。


Q.ご自身を構成するアイデンティティの要素は何でしょうか?

 良い事もそうでない事も、私が経験してきた人生のすべてが、私の栄養でアイデンティティーです。ここにいると、日本人であることも私の大事なアイデンティティーの一つです。


Q.幸せなのはどんな時ですか?

家族でおいしいご飯を食べて、笑って、ソファーで一緒にくつろぐ。幸せは日常にあります。


Q.今後のビジョンを教えてください。

 現在の職場で、地元のルイジアナ近代美術館との協同プロジェクトをやっています。美術館に障害をもつ子どもたちも気軽に行かれる事、美術館だからこそ学べる事を、日本の美術館や特別支援学校に伝えたいです。障害を持った子どもと作るアートも仕事にしたいと、ふわふわと考えています。 今考えてみると、私はいつも動きながら考えています。じっくり考えて、調べて、行動するというタイプではなく、動くとアイディアや新しい興味が、沸いてくる。そのアイディアを文字にし、口にし、段々形にします。

 

Q.その他

 紹介したいこと!伝えたいこと!等、何かありましたら自由にご記載お願い致します。

デンマークに留学している、日本人の若者とお喋りする機会が多々あります。大学3年生だったり、就活直前だったり、就職して退職した子だったり、と背景は様々です。やりたい事が見つからず葛藤したり、やりたい事があっても、踏み出せなかったりと、多くの子が悩んでいます。

多くの大学生にとって、「就活」は一大事でしょう。でも、長い人生のなかで、就活は、ほんの小さな事です。みんなが就活するから私も、ではなく、自分の生き方を見つけるひとつのきっかけが「就活」だと考え、自分と対話しながら、時々一人旅をしながら、生き方を考えてください。

と、不安ばかりだった22歳の自分に、言ってあげたいです。

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