With/Afterコロナ時代におけるSDGs発信③ポーラ
PRディレクターのさやです。
今日はWith/Afterコロナ時代におけるSDGs発信の第三弾として,ポーラ・オルビスグループをご紹介します。
POLAの美容液とORBISのメイク落としを普段から愛用している私にとっては非常になじみ深いブランドです。
ポーラ・オルビスグループとは
「感受性のスイッチを全開にする」という企業理念のもと、ビューティーケアを中心として事業展開をしています。主なブランドとしては,POLA,ORBISに加えてTHREE, Amplitude,Decenciaなどがあります。美容雑誌で見ないことはない非常に有名なものばかりで,ブランド力の高さがうかがえます。
参照:ブランドポートフォリオ(https://www.po-holdings.co.jp/group/perspective/portfolio.html)
国連グローバル・コンパクト(GCNJ)に署名
国連グローバル・コンパクト(UNGC)とは、1999年のダボス会議でコフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱したイニシアチブです。「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野・10原則を軸に活動を展開しています。急激なグローバル化による課題はもはや国際機関や政府だけの努力では解決できず,コフィー・アナン国連事務総長が世界の経営層に一丸となって取り組むことを呼びかけたのです。
"世界共通の理念と市場の力を結びつける力を探りましょう。民間企業のもつ創造力を結集し、弱い立場にある人々の願いや未来世代の必要に応えていこうではありませんか。"(1999年1月、世界経済フォーラムにおいて)
2015年時点で,全世界の約160カ国,1万3000を超える団体(うち企業は約8,300)がGCNJに署名しており,ポーラ・オルビスグループも、2017年2月に署名しています。
SDGsへの取り組み
2029年に創業100周年を迎えることを踏まえて,今年6月22日にサステイナビリティ方針を発表。既存の活動をSDGsに結び付けたり,男女ともにの育児休暇取得率100%を目指すことも新たなに盛り込まれています。
ポーラ・オルビスグループでは,SDGsの中で特に事業と親和性が高い項目として以下の4つを選定してます。
ゴール5:「ジェンダー平等を実現しよう」
ゴール8:「働きがいも経済成長も」
ゴール9:「産業と技術革新の基盤をつくろう」
ゴール11:「住み続けられるまちづくりを」
まとめ
HPの文字が小さかったりややピンボケしていて見にくい箇所があることが残念!ただ,全体としては,従来の活動をSDGsと関連付けることにより,より納得感や共感が得られやすくなっている印象を受けます。例えばポーラは,まだ女性の社会進出が進んでいなかった昭和初期から,全国でポーラの商品を販売するポーラレディ(現:ビューティーディレクター)を誕生させたことで,女性の社会進出の後押ししてきたことで有名でしょう。さらに,SDGsの重点項目として「ジェンダー平等を実現しよう」を明確に打ち出すことで,ポーラといえばジェンダー平等というイメージが若い世代にも届きやすく,ブランド力の向上に寄与していると思います。私も普段愛用している会社の具体的な取り組みを知れてさらに親近感が湧きました!
今日もご精読いただきありがとうございました。感謝を込めて。
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