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シリーズSDGsの今:目標⑫つくる責任・つかう責任

PRディレクターのさやです。

随分寒くなってきましたが,お元気でお過ごしでしょうか。私はついに小さいタオルケットを押し入れから引っ張り出してきました。身体に巻き付けながら執筆をしています。#みのむしの如く。

さて,今日はシリーズSDGsの今12回目,つくる責任・つかう責任についてです。日常生活に密接した目標で,すでに取り組んでいるよ!という方も多いかもしれません。ではいってみましょー!

シリーズSDGsの今:目標⑫つくる責任・つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保することが大きな目標です。食品ロスという言葉を耳にすることも増えてきましたが,まさにあれですね。消費と生産のバランスが悪い,あるいは多い地域と少ない地域の格差が大きすぎるというような問題が起きています。これは食品に限らず,エネルギーや資源の使い方にも同じことがいえます。

国や企業,消費者は持続可能な形での消費の方法を考えなければなりません。しかし,現在の世界は今なお持続不可能な形で資源の利用を続けています。また,化石燃料への助成金が気候変動を助長しているという側面も指摘されています。

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世界の取り組み

今のままの消費を繰り返していると,地球の資源が枯渇してしまうかもしれません。そこで注目されているのがエシカル消費です。

エシカル消費とは地球環境や社会のことを考えて作られた商品やサービスを購入することを指します。イギリスで1990年代後半から発達してきた考え方で、日本では輸入水を販売する会社が売上の一部を国連に寄付するというキャンペーンによって、エシカル消費が社会に広まりました。

地球環境や社会に配慮した商品を消費者が選ぶようになることで,配慮がたりない商品が選ばれなくなり,生産と消費が向上していくという流れを生み出すのです。

エシカルな商品を選ぶ上で役立つのがラベルでしょう。例えば以下のラベルは国際フェアトレード認証ラベルです。原料の生産から、輸出入などの工程を経て完成品となるまでに、国際フェアトレード基準が守られていることを証明するラベルです。

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コーヒー、カカオ、バナナといった一次産品の生産者の多くが、世界銀行が定める極度の貧困ライン以下の生活を余儀なくされています。その結果,貧困、児童労働・強制労働、労働者の人権侵害など、深刻な課題の中にいます。国際フェアトレード認証は、持続可能な生産と公正な貿易により、貧困のない持続可能な社会の実現を目指しています。

出典:https://jsl.life/learning/fairtrade/

まとめ

今日は目標12:つくる責任とつかう責任についてまとめました。エシカル消費を示すラベルは本記事で紹介したフェアトレード以外にも,たくさんあります。日々の買い物の中で,消費行動を変えることで,手軽にサステイナブルな活動に参加することができるので,ぜひラベルを探してみてください!今日もご精読いただきありがとうございました。

photo by UNDP SGP Panama/Andrea Egan
Farmers on the Azuero Peninsula in Panama are working to transform the ranching sector by promoting the sustainable agricultural practices. (October 2018)

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