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アイドルオタクに「かわいい人が好きであること」は重要じゃなかった

わたしは人並みかそれ以上くらいにはアイドルが好きな方だ。

女性が好きなアイドル筆頭の"ジャニーズ" にハマり出したのは20代後半になってからで、それ以前はもっぱら女性アイドル。昔からずっと「かわいい人が好き」だった。


ただ、アイドル好きとして約20年生きてきて、気付いてしまった。はじめに「かわいい」もしくは「かっこいい」と感じた人への想いが、見事なまでに長続きしていないことに。というか、第一印象があまり記憶に残っていない人こそ、ものすごく好きになっているのだ。



たとえば、いま推しているアイドルの1人。
関ジャニ∞の丸山さん。


グループを意識し始めた2016年夏。はじめは別のメンバーが気になっていて、その人の顔、豪快な笑い方、バラエティで見せる意外な面白さに惹かれていた。丸山さんのことは「あんまり興味湧かないかも」とすら思っていた。


が、3ヶ月程経ってみたら気づけば丸山さんを目で追っていた。

いつからか、何がきっかけかもわからない。もともと好きだった人が好きじゃなくなったわけでもない。ただそれ以上に、丸山さんのことが好きになってしまったのだ。そのまま約4年、丸山さんを好きなままだ。


関ジャニ∞だけでなく、AKB48も、ももいろクローバーZも、モーニング娘。もそうだ。お茶の間で見ている間は長いこと同じ人が好きだったが、現場に行ったら別のメンバーにあっさり心を掴まれてしまった。


グループとしてでなく個人から知ったパターンもある。
その場合は、「う〜ん、普通っぽい人…」と気にも留めなかった人ほど、後々どハマりしている。

かわいい子が好きだと言い続けていたのに、かわいいと思った子以外を見事に推していたなんて。


では、何に惹かれているかというと

パフォーマンスから伝わってくるキャラクターと、声と、空気感、かな。


わかりやすいのがももいろクローバーZ 佐々木彩夏さん。ここからは、あーりんと呼ばせてもらう。彼女は小さい時からアイドル的な活動をしていて、とにかくアイドルのプロ。

声の出し方自体も歌声も最高に"アイドル"で、作る表情もしなやかな踊りは本当に素晴らしい。そしてライブで客を煽るかっこよさとのギャップがまたすごい。

じぶんのアイドル像をかためて、信念を持ってやっているんだろうと感じられる人はとても魅力的だ。


アイドルを見ていると、「心って伝わるんだな」と思うことがよくある。

本気でオタク達に元気を送ろうとしてくれている姿に、わたしは何度も救われた。そういうアイドルが心の底から好きで、初見でかわいいとおもうかなんて、関係ないのだった。


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※余談ですが、好きになった人は結局めちゃくちゃかわいいんです。全てが好きになるから。

※さらに余談ですが、いま応援しているグループの中で特に推している人⇨丸山隆平さん(グループから)重岡大毅さん(個人から)、正門良規さん(個人から)、小田さくらさん(グループから)、佐々木彩夏さん(グループから)



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