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父の話、してみます。

最近すっかり日が長くなったのを、駅の出口で感じるさやか先生です、こんばんは。そういえば今週の日曜、6月19日は父の日だったことを思い出して、父の話をしてみようかなと思います。

振り返ると、父の話って、noteはもとより、友人知人にもそんなにしてなかったな、と気が付きました。かつて、父の日に何かプレゼントしたり、言葉を伝えたりしたことはないのですが、今回はこの記事を贈りたいなと思います。(たぶん、知らないけど笑)

父はこんな人です。

まず前提の話として、今も健在で、60歳で一度定年しましたが、まだ同じ職場で働いています。もうそろそろ2回目の退職がやってくるんでしょうかね。元気でいてくれて、本当にありがたいです。

基本的には仕事好きで、勤め先の仕事も、家の仕事(家業があります)も、とても楽しそうにやっています。手先が器用で、家の修繕なんかも、ほとんど自分でやってしまうのですが、それすらも楽しそうにやっていて、きっと定年後もやることに事欠かない人だろうな、と思っています。

新しいもの好きで、Windows95の時代にはパソコンでインターネットしていましたが、スマートフォンは意外と最近で、LINEが来た時は「おおー!」と思った記憶があります。

イケメンで高身長(笑)

娘の私から言うのも変かもしれませんが、客観的に見て結構イケメンだし、身長は180cmくらいあって、若い頃は体重が60kg台の細すらっとした体型で、共学にいたらたいそうモテただろうな、なんて思います。(実際のところは知りませんが、理系学科だったのでほぼ男性しかいなかったと思われます。)

子どもの頃よく覚えているのは、通りすがりに写真を撮るのをよく頼まれるタイプだったということです。皆さん、どういう基準で選ばれるのかわかりませんが、知らない家族の写真を撮るのを待機していましたね。

私が子どもの頃は怒鳴ることもありましたが(完全に私が悪い)、歳を重ねるごとに穏やかな性格になり、今では特に干渉することもなく、好きなことをして生きています。

今までで最も印象的なエピソード

今から15年か、20年くらい前か、時期ははっきりと覚えていませんが、忘れられない出来事があります。父の親族が集まる場があり、私も連れられて出席した時のことです。

実家が母方の家なので、父方の遠い親族ほとんど初対面の人が多かったのですが、その親族のうちの一人から、「お父さんに声までそっくりだね」と言われました。

(いやいや、あなたも父にそっくりですけど…)と心の中で言ったのはここだけの話ですが、声までそっくりと言われて、なかなかの衝撃を受けたのを覚えています。

何から声まで??

声までってことは、顔は当然だけど、ってことですか?確かに娘は最初は父に似るって言うけど。それと、そんなに声が低いのか、、、とちょっと凹みました。母に似ていない自覚はありましたが、そこではっきり、父親似だと自覚するようになりました。

今では、声を褒められることがあると、この生まれもった個性を嬉しく思いますね。でも、似てるのは顔と声だけじゃありません。

父と同じ理系の道へ

私は子どもの頃から生粋の理系なのですが、これはかなり強く父の影響を受けていると思っています。父以外の大人は、あんまり文系とか理系とかそういうタイプに分かれていなくて、ニュートラルというか、オールマイティといったタイプの家族です。

そしてすくすくと理系を極めていき、専攻こそ違いますが、大枠では同じ系統の仕事に就くことになります。(業界も職種は違うので、今で言うところの軸ずらし・ピボット的な違いになりますかね。)

まぁ要は、人生全般的に強く影響を受けて、頭の中まで似てる人間が完成したということですね。これは父の思惑通りなのでしょうか?笑

インドア派なところも、ちゃんと引き継ぐ

父は極度の出不精でして(痩せてるのに)、出かけるところといったらホームセンターくらいで、外食も、注文方法がわからないから行きたくない。そして、美味しくないと言いながら母の作ったご飯を食べる、という私からしたら意味不明な人です。

私には愛するnoshがあるので、美味しくないご飯を食べることはありませんが、基本的にはわざわざ出かけたくないという気持ちは同意できますね。(食への興味が弱いとも言えるかも。)

この人の子でしかない。

時々、「本当にこの父の子なんだろうか?」みたいな疑念を抱く人もいるかもしれませんが、私にとってはこの父の子でしかない、と思っています。逆に、この母の子なのか?と思うことはありますけど(苦笑)

今はそれほど頻繁に会えないですが、ちゃんと会える時には会いにいって、今後も欠かさず誕生日にはLINEして、まぁ後はお互い好きにやりましょうやい、くらいの距離感で、今後も付き合っていきたいと思います。

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