「成長」or「安定」

子どもと、大人の違いというのは、

「成長」が、キーワードかもしれない。

子どもというのは、自然と体がだんだん大きくなるし、加齢にともない経験や学びが増えて心も成長する。
そして小学校、高校、大学、就職と、「成長」のルートがある程度定められている。
だから、子ども時代というのは周りとの大きな違いを感じることは少ないのかもしれない。

就職を終えて「大人」になってしまえば、その先のルートというのは用意されていない。
自分でどうするかを決めないといけないのだ。

「まだまだ学んでいく」という成長を選ぶ人もいれば、
「安定を選ぶ」という停滞を選ぶ人もいるだろう。

大人になったときに、かつての旧友や周りと違ってくるのは、この2つの選択肢のどちらかを選んでいるのかが影響しているのかもしれない。

大人というのは、子どものころのように決められた道がないからこそ、「どう生きるのか」をしっかり意識する必要がある。

人は気が抜くとすぐに「楽したい」と思う。

その「楽」というのは、まだ見ぬ理想の未来に道がつながっているのか、つながっていないのか。

結果はいつくるかは分からないけれど、「成長」も「安定」も、自分自身が選んでいた道であり、それが「今」だということは、ゆめゆめ心に刻んでおくことが大事だろう。

人生というのは、これまで歩んできた最先端にあるのだ。


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