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変革と伝統 -職人の娘が日本の伝統工芸継承を模索する-

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伝統工芸士である父を持ちながら家業を継がなかった娘が、アラフィフにして新しい継承の仕方を考え始めました。 まとまったプランどころか目指す頂上もぼやけて見えないながら、「何かできそ…
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#職人

変革と伝統 #8 伝統工芸の表装技術を世に知らせる私のプロジェクト計画

いよいよ衛生管理者試験が2週間後に迫っているので、試験日まで勉強に集中することにした。 …

変革と伝統 #7 ビジョンと競争戦略を学ぶ私の伝統工芸プロジェクトづくり

ビジョンの再考前回「日本文化を継承する人を輝かせる」と書いたけど,ちょっと大上段に構えす…

変革と伝統 #6 仏具職人の娘が考える利益追求と自己実現、社会貢献のバランス

『中川政七商店が18人の学生と挑んだ「志」ある商売のはじめかた』を読んで思ったことを書いて…

変革と伝統 #5 伝統工芸と現代社会をつなぐ私のプロジェクトに本が教えてくれたこと

久しぶりに、紙の本をちゃんと読む大阪の自宅と京都の実家は阪急一本で行き来できる。 という…

変革と伝統 #4 伝統工芸と現代社会をつなぐ私のプロジェクトにAIが教えてくれたこと

早速、一人フラストレーションにもがいている。何が出来るか分からないまま、その「何か」を見…

変革と伝統 #3 伝統工芸と現代社会をつなぐ私の道具

通信について週末に実家を訪れて把握した通信の課題について、平日にNTTに問い合わせようとし…

変革と伝統 #2 仏具職人の娘が見た父の技と暮らし

週末、さっそく実家に赴いてみた。久しぶりの訪問をすごく歓迎してくれた。 これまで実家に距離を置いていたから、これから毎週のように訪れたら驚くだろうな。 単なる帰省じゃなく「この技術を廃れさせないために私ができることは?」という課題感を持って行ったので、いつもと違う視点でうちの家業を見ることができた。 □ ▲ここに父の映り込んだ動画を挿すつもりでいたけど、動画を直接は貼れないのね。そうなのね。 父の仕事は「表具修復」。 「作って売る」ではなく「誰かの持っている古い掛け軸等

変革と伝統 伝統工芸と現代社会の間で揺れる私

ここのところずっと、実家の家業について考えている。父は仏具職人で伝統工芸士資格を持ってい…