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お読みいただきありがとうございます。

アトツギ嫁×パーソナルスタイリスト
しげまつさやかです。

年度末を迎えましたね。
各地で送別や感謝のやり取りを見かけます。

かくいう私も、先月から今月にかけて
御礼をお伝えする機会に恵まれました。

その中で、贈り物を選ぶセンスをお褒めいただくことがあったので
自分の中でどんな風に選んでいるのか
この場を借りて少し言語化してみることにします。


「贈りたい」気持ちが湧きあがること

贈り物をするときには、まず「贈りたい」という気持ちが湧きあがらないことには何もできません。

どんなときに「贈りたい」と思うのかというと
私の場合は、感謝をお伝えしたい、というきっかけが最も多く
次いで、親密になりたい、とか、その場の空気をより良くしたい
という想いがあることがあります。

どんな想いを届けたいのか。
贈り物は、その媒介手段に過ぎないので
何のために贈るかに応じて、その後の動きが変わってきます。


その場の空気をより良くするための贈り物

いわゆる「差し入れ」というものをするとき
私が心掛けていることは、
その場にいる人たちのテンションをいかに上げるか?
ということ。

参加者の顔ぶれを把握して、
分かる範囲でその人たちがどんなものを贈られたら喜んでくれそうかを
イメージします。

例えば、ママたちの集まりの中に差し入れをするのなら
子どもと楽しめるようなものをお渡ししますし

イメージコンサルタントとして学びの場へ行くときの差し入れなら
ちょっとおしゃれさを感じるものをお持ちします。

また、場を和ませるのには
数を多く用意して持っていくのも有効的。
たくさんの中から1つ選ぶ、というのは
どんな場でも盛り上がる差し入れになります。


感謝を伝える贈り物

相手に感謝を伝える時は、前述の差し入れとは少し
テンションが変わってきます。

このとき気を配っているのは
「手を掛ける」ということ。

贈り物を選ぶことももちろんですが
自分の手を動かすことに比較的重点を置いています。

具体的に多いのが「手紙」を添えること。

どんな手紙かは、その時の状況に応じて変わってきます。
ライトな方が良さそうな時は、カードタイプにしますし
しっかり思いの丈を伝えたいときは、便箋と封筒を用意します。

より強く伝えたい想いがあるときは
オリジナルのカードやイラストを用意することもあります。



贈り物を選ぶ時も、お相手の方がどんな方なのか
どんなものをお送りしたら喜んでいただけるかを考えて選んでいきます。


自分が喜べるものを選ぶ

その時に気を付けているのが
「自分がもらって嬉しいか」の視点も持つこと。

これは自分の好みを入れる、ということではなく
客観的に見て、いただいたものを有難いと思えるかどうか
を気にするということです。

具体的に言えば、
戴いたお菓子が、おいしくなかったら…
正直がっかりしますよね?

また、それを贈った人のことを
「あの人はこれを美味しいと思う人なのか?」と
感じさせてしまうこともあるかもしれません。

なので、味を確認して、これはちょっと…
というものは、映えで盛り上がりそうなものであっても
控えたりします。

身体の中に入るものの場合
原材料も気をつけられるものは
気をつけるようにしています。
(あまり気にしすぎると、
買えるものがほぼなくなってしまうので適度に…ですが)

年齢を重ねたことで、身体のケアに気を使っている方との付き合いも増え、
どんな原料がどんな状況を連れてくるのか、という知識が
少し頭に入るようになってきましたので

知っている以上は自分も気を使いたいですし
相手の負担にならないように、できるだけ配慮したい、
と考えるようになりました。


贈り物は、相手がいるからできること

ここまで、私自身が贈り物をする際に無意識でやっていたことを
言語化してみました。

最終的に大切だと感じるのは

贈り物は、相手を想うからできること。

受け取ってくれる相手がいるから、できることなのです。

その部分を大切にできれば、きっとその贈り物は
相手との親密さというギフトを自分にももたらしてくれるかもしれません。
(そこだけを目当てに打算的にやっても、効果はあまりないので
打算でやるのはお勧めしません)


また、こうやって相手のためを思って贈る行為をしていると
自分が受け取る側に立った時に、
その贈り物の価値をより一層感じることができます。

受け取るときに、謙遜される方も非常に多いですが
謙遜のし過ぎは、相手の想いを拒否することにもなりかねません。

個人的には、謙遜せずにフラットに受け取ってもらうことが
双方にとって良い状況だと考えています。

お互いに、気持ちよく想いの贈り合いができると良いですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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