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子どもの頃から好きなもの

自己啓発界隈で必ず訊かれる
「子どもの頃から
好きだったものはなんですか?」
という問い。

子どものときから好きなものは
その後の人生を形成する土台になる
と言っても過言ではない。

お読みいただきありがとうございます。

アトツギ嫁×パーソナルスタイリスト
しげまつさやかです。


4月のテーマは、子どもの頃から好きなもの。

今風に言えば、「推し」です。


私の好きなもの

私の「推し」は、GLAY。
1999年に20万人を動員した有料ライブを行い
社会現象にもなったロックバンドです。

ファンになったのは2000年頃。
20万人ライブの後で当時は小学5年生とかでした。

きっかけは「とまどい」という楽曲。
この曲に惹かれ、家に偶然あった
「pure soul」というアルバムを聴きまくり、

これまた偶然、当時千葉県に住んでいたため、
「TERU ME NIGHT GLAY」という
千葉のFM局で放送されている
GLAYのボーカルTERUさんのラジオ番組を
毎週聴くようになる、という経緯でファンになっていきました。


趣味が言えなかった時の支え

自己紹介でよく「趣味・特技」をいう機会がありますよね?
私はあれが苦手でした。

趣味というと、ものすごくのめり込んでいないといけない感覚があるし
特技というと、ものすごく得意でないといけないという感覚がありました。

他人よりのめり込んでいるものも、得意なものもない。
どれもそこそこ…と感じていた私に、
「趣味・特技」を答えて、
という質問はかなりハードルが高いものでした。

そこで、中学生くらいからは
「趣味はGLAYの音楽を聴くこと」と答えるようになりました。

同世代にあまりGLAYファンがいなかったこともあり、
これなら周囲の他人よりも自信を持って言えることかな、
と思えたからです。
(周りに一緒に盛り上がってくれる人がいないのは
若干切なかったですけどね)

中高時代の支えになってもらっていました。


「自分」に戻って来る拠り所

大人になり、自由にライブなどに行けるようになったのも束の間、
子育てでエンタメどころではなくなる生活が訪れました。

初めのうちはGLAYを聴きながら家事育児をしていましたが、
次第に視覚も聴覚も子ども向けのものに
占領されるようになっていきました。

高校生のときに自分のアルバイト代で入った
ファンクラブも、何度か辞めようか悩みました。
でも、いつか母としてではなく「自分に立ち戻れるところ」に
なるんじゃないか、という想いから、
ほとんど会報も読めないまま継続してきました。


8年ぶりのライブ

そして「自分」に戻るタイミングは訪れました。

GLAYが今私の住んでいる地域に
ライブで訪れるというのです!
後先考えずにファンクラブの抽選に申し込み、
当選することができました!

実に8年ぶりに自分の好きな音楽に浸れる時間を手にしました。
(そのために色々と融通を利かせてくれた家族や義理の両親に感謝です)


好きになってから23年。
今回ライブに参加して感じたことは
自分の好きなものを好きで居続けるのは奇跡に近い
ということ。

ましてや、当時と同じ関係性のまま
好きでいられるってなかなかない。

私も変化すれば、相手も変化します。
活動が終わっていく人たちも多い中
続けてくれていることが本当に有難いこと。

子どもの頃の好きを継続するのは
自分だけでなく、相手や周囲のチカラも
ものすごく重要なんだと改めて考えさせられました。


子どもの「好き」をつないでいくために


私には息子が2人います。
長男は、私がGLAYを好きになったのと同じ小学生です。

まだその年齢ドンピシャではないにしろ
自分の「好き」は固まりつつある年齢です。

今、彼が「好きなもの」は、きっと彼の今後の人生に
深く影響を与えてくれる。

そう思うと、今の彼の好きなものに対する気持ちを
つないでいくために、母としてどんなことができるのかを
考えさせられる機会にもなりました。


長男は、今月から、好きなものに関して
新しいチャレンジを始めています。
そのチャレンジが、彼の夢に新たな広がりを生み
また何かあった時の心の支えになってくれるかな、と感じています。


私にとってのGLAYのように。



あなたの子どもの頃から好きなものはなんですか?
今、その好きなものとはどう向き合っていますか?

そんなことから、新しい気づきが生まれるかもしれませんね。



最後までお読みいただきありがとうございました。


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