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僕の人生における一番の敵は「社会人」だなと思う。

僕の人生における一番の敵は「社会人」だなと思う。

僕は昔から「社会に出たらな、云々」と説教を垂れる人達のことがとにかく嫌いだった。

ちなみに、僕はそういう人のことを勝手に「社会に出たらなオジサン」と呼んでいる。

おそらく皆同じことを思っていたのだろうが、僕は何倍もその気持ちが強かった。

常に年上が大変で偉い。
年齢という概念の都合上、自分がいくら年齢を重ねようとも、年上の人は永遠に年上である。
だから、年上マウントからは逃れられない。

小学生の時は「中学生になったらな、云々」
中学生の時は「高校生になったらな、云々」
高校生の時は「大学生になったらな、云々」
大学生の時は「社会人になったらな、云々」

特に、社会人には小学生から院生までずっとマウントを取られ続ける羽目になった。

(ちなみに、社会人以降は、あまりマウントが無いのかなと思っている。
結婚したらな、とか、子供ができたらな、とかくらいかな?
おそらく自分にはあまり関係ない。
結局、マウント界の親玉は社会人だなと個人的には思っている。)

学生時代に、嫌なことや大変なことから逃げ出そうとすると「社会に出たらな、そんなんじゃ通用せんぞ!」と言われる。

学生時代に、いくら何かの実績を誉められようと「社会に出たらな、そんなの何の意味もないぞ!」と言われる。

「社会ってなんなの?!」
「そんなに社会人が偉いのか?!」
「だったら早く挑戦させろよ、社会とかいうやらに!」
と、ずっとモヤモヤしていた。

まあ本当の本当は社会人になりたくはなかったのだけれど、それに抗えない現実があるわけで。
だから、あるとき、
『社会人マウントを取るような奴らを「しょうもねぇ」と一蹴すること』
を社会人になるモチベーションに設定しようと決意した。

社会人を為して社会人を討つ。

「社会人なんて大したことしてないぞ!」
「偉くもなんともないぞ!」
「むしろ君達の方が凄いよ!」
と、若い世代の人達に伝えて安心させたい。

僕はそれを言っても許されるような人間になりたい。

そんなことを思い出した、新入社員研修一週目でした。

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