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できなかった自分を責めるのではなく、できた自分を褒めてあげよう

私たちの生きる世界は
毎日淡々と日が登り日が沈む。
そして、季節は少しずつ変化していく。

環境の変化は、やんわりとしたもので、私たちが気付こうと意識を向けなければ、きっと、その些細な変化には何も気づけない。

毎日の忙しさに神経を尖らせ、今日という日が、3ヶ月も1年も先のために生きてしまっていては、きっと、冬が訪れたかと思うと、いつの間にか秋くらいになっている。

そんな時間の流れの感覚と
成長していないような
自分自身のあるべき姿の差に
きっと
人は落ち込んでしまう日も
あるかもしれない。

自分は日々をどんな風に過ごしていたんだろう?
こんなに時間が経ってしまっているのに、なぜ力がついていないんだろう?
どうして、何も達成できていないんだろう。
・・・と。

与えられた時間はみんな等しい

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時間は有限であり
私たち人間に与えられた時間はおおよそ等しい。

人には寿命というものがあり、そんな寿命を意識すると、私たちはおおよそどのくらいの時間が自分に与えられているのかを、感覚的に理解できる。

その限りある時間をどのように使うのか?
そして、その時間をどのように考え、感じるのか?

きっとその差が、人それぞれ人生で成し遂げることができることの差へと表れてくるのかもしれない。

できる人の時間の使い方

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そう考えると、時間の感じ方、捉え方、そして、使い方が効率的であることが、何かを達成できた人と、それが達成できなかった人の差へと繋がっていると感じてしまう。

そのためか、巷には「できる人の時間の使い方」のようなハウツー本も存在し、人気を博しているわけなのだ。

しかし、人にはそれぞれ得意・不得意があるように、方法論にも合う・合わないがあると私は考える。

だから、そういう本を読み実践し、それが同じようにできなかったり、結果がでなかったとしても、「自分はできない人間なんだ」と悲観的になる必要はない。

そもそも、この世の中には
できる人間とできない人間なんて
存在しないのだから。

ただ言えるのは、人間には同じくらいの時間が与えられているということだ。

それを、どのように使うか?
どのように使うことが、自分自身に最も適しているのか?
そして、それを実践するかどうか?
または、自分がそれを選択するか、しないか。

たったそれだけの違いが、大きな差へとつながるのかもしれない。

人と比較をせずに自分を大切に

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今日という日は、誰もが等しく24時間という時間が与えられている。

その中で、何か目標を持って達成しようと努力している時、成功者の事例を知ることは一つの手段としていい方法なのかもしれない。

しかし、私は他者に目を向けるのではなく、貴重な24時間という限りある時間を、もっと「自分自身」に目を向けるべきではないかと考える。

限られた1日という時間の中だからこそ、私たちができることも限られている。

他者や自分の理想と今の自分を比較して
落ち込んでしまうのはもったいない。

できなかった自分よりできた自分を褒めよう

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少し外を眺めてみよう。

毎日の環境が全く変わっていないように見える光景でも、必ず日々どこかで何かは変わっている。だから、新しい季節が訪れるわけなのだ。

それと同じで、私たちも毎日少しずつ変化している。

夜寝る前に1日を振り返ってみると、できたことがたくさんあったと分かるはずである。

ということは、必ず私たちは毎日、一歩ずつ次のステージに向かい、目では見えない成長をしているというわけなのだ。

だから、色々なことと比較し、できなかった自分に落ち込むのではなく、できたことを数えては、自分を褒めてあげよう。他者の目では見えないちょっとした自分の変化を認めてあげよう。

そのためには、せかせかと、将来を見据えて今達成できていないことばかりを考えるのではなく、一歩立ち止まって、自分自身の成長に気づくだけの心のゆとりと、気付こうとする意識を持つといいのかもしれない。

そうやって、毎日、自分を大切に生きることが、きっと最後には大きな成果として、他者を魅了する自分自身になっているんだと思う。

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