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病院選びで自分なりのシナリオを描く

長年の病院嫌いがたたって、
いざという時のかかりつけ医がいない。
さてどうやって探せば良いのやら?


①病院嫌い

私は病院が嫌いだ。
いろんな意味で恐怖しかない。
検査も怖いし、検査をしまくって病気を見つけられるのも怖い。

だから以前会社勤めてしていた時も、33年間健康診断を断り続け、
とうとう健康診断を一度も受けないまま退職してしまった。

花粉症なので目の痒みがどうしようもなくなった時は、
点眼薬をもらうために眼科には行ける。
でも内科的な病院へは30年行っていない。風邪もひかなかったのでそれで良いと思っていた。

②病院へ行かなければならない時が来た

大病もせずまぁまぁ健康に過ごして来れた59年間。
だからこそ病院にどうやって行ったらいいかわからない。
当然かかりつけ医もいない。

それがとうとう、どうしても病院へ行かなければならない時が来た。

初めは2月のこと。
夜中にみぞおちが痛くて目が覚めた。
あまりの痛みに床をゴロゴロ転げ回っていたら、ジャッキーが起きてこちらを見た。
心配して寄り添ってくれるかと思いきや、「フン!」と鼻を鳴らして寝てしまった。冷たい奴だ。
30分程したら治まってそのまま寝落ちし、朝にはけろっと元気になっていた。

それから1ヶ月程経った3月。
夜中にまたあの痛みがやって来た。
前よりはコツを掴んでいたので、深呼吸をしながら痛みが去るのを待った。30分程してまた寝落ち。翌朝はお腹すいて普通にご飯を食べる。

そして忘れかけていた5月。
この日は朝だった。
娘とスタバでモーニングをしていると、あのみぞおちの痛みがやってきた。
どうやら顔色が真っ青だったようで、「アバターみたいや。」と娘に言われた。
「病院に行きなさい!」とも。
目撃されてしまったので仕方ない。

③病院選びのための自主診断

まずこの痛みの原因を知らなければ何科に行けば良いかわからない。
しかも最近はちょっとした総合病院でも紹介状がないと診てもらえないというではないか。

そこで自己診断してみることにした。

病名を推測するためYouTubeを見まくった。
普段は本当に何ともない。
胃がもたれるとか痛いとかも全くない。
お出かけしたり、ランチに行ったり、カフェに行ったり。
あの3回だけ、その時だけの激痛。
胃よりもっと上のみぞおちがこむら返りのようにバンバンに痛むのだ。

YouTubeを見まくった結果、
胆石があるのではないかという自主診断を下した。
胆石はかなりの割合で持っている人がいるらしい。
しかし、胆石が移動して胆管に詰まり痛みの発作を実際起こしている場合は温存療法はとらないという。
治療法としては胆嚢摘出手術だ。

もしそうだとすると、やはりしっかりとした大きな病院で手術してほしい。
でも大きな病院へは紹介状がいる。

④シナリオを描く

町医者を受診(CTやエコーがある病院))

胆石が発見される

大きな病院の紹介状をもらう

大病院受診

胆嚢摘出手術の判断

入院、手術

いやいや、こんなシナリオは描きたくない。
けれども万一のことも考えておかなければ。

⑤GoogleMapで病院探し

まずは良さげな町医者を見つけねば。病院へ行っていない私にはかかりつけ医がいないのだから。
そこでGoogleMapの出番だ。

1.比較的自宅から近く、CT、超音波エコー、レントゲンなどの設備があって検査可能な病院
2.内視鏡検査は嫌なので内視鏡はやっていない病院
3.院長が大きな病院へのコネクションを持っていそうな病院
4.そしてクチコミが良さそうな病院


これらの条件に合う病院を探した。

あった!


次回は地元の病院へ行ったおはなし。


*見出し画像はカワコさんからお借りしました。

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