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O家とM氏の新年会

先日、大阪マリオット都ホテル19階のダイニングCOOKAで新年会を開いた。
メンバーは息子夫婦と娘と娘の彼M氏と私の5人。

新年会を開いた理由

実は例年我が家で新年会などはしていない。

今年は年始に娘の彼M氏が韓国から3泊4日で来日していた。
韓国では元旦ではなく、
旧正月を祝う風習があり、
年始の休みも元日のみらしい。
娘の休暇に合わせ、
有給をくっつけて訪日してくれていた。

ふだん忙しい息子夫婦に紹介しておくには、
年始休暇と被ったこのタイミングしかないので、
新年会と称して紹介がてらいっしょに食事をすることにしたのだった。

最初、娘に提案した時は、
そんな必要はないと頑なに断っていたが、
律儀なM氏はお兄さんとも会っておきたいと言ってくれた。

韓国留学中につきあい始めて、
遠距離恋愛が続いてそろそろ1年。
この1年でM氏は4回目の来日。
娘は2回渡韓している。
今後どうするつもりかは知らないが、
M氏の存在を身内では私しか知らず、
息子夫婦はもちろん知らなかった。
まあ、この辺で息子夫婦も巻き込んでおいた方が何かの役に立つかもしれないと思ってのことだった。


事前にちょこっと紹介しておいた

K-popアイドルや俳優さんを除いた一般韓国人男性と言えば、
なんせ縦にも横にも大きくて、
威圧感がある。
というのが私の印象。

しかしM氏はまったくその真逆で、
小柄で、細くて、顔がとても小さくて、物静かで礼儀正しい。

初めて韓国で会った時、驚いたので、
息子にもそのことだけは事前に耳に入れておいた。

大阪マリオット都ホテルCOOKA

お料理は、
好き嫌いがわからないので、
好きなものをチョイスできるブッフェにした。
私が友達とのランチでもよく利用するマリオットホテルのCOOKAだ。
ディナーブッフェは初めてだったが、
夜景が綺麗で雰囲気が良かった。

19階でも夜景が綺麗✨
オープン直後はゆったりと


お料理は北海道フェアとかで、
ホタテやサケなどの海鮮料理に
お肉ではジンギスカンなどもあった。
ブッフェとは別に花咲蟹がひとりに半身ずつテーブルでサーブされた。

北海道ラーメン🍜やいくら丼🥘もあった
花咲蟹は食べにくかったが、よく切れるハサミ✂️を用意してくれていた


お調子者の兄

このような席では、
お調子者の兄が意外に役に立つ。
人見知りなど全くしないので、
娘に通訳をしてもらいながら、
今韓国で流行ってる服のブランドのことや、
大谷翔平のドジャースデビュー戦が韓国で行われる話題、
普段なんて呼ばれてる?とニックネームを尋ねたり、
私にはできないようなフレンドリーな質問を繰り広げる。

そして唯一知っている韓国語
「マシッソヨ」(美味しいです)を連発していた。
料理の名前を妹に尋ねては、
「テジコギ マシッソヨ」(豚肉美味しいです)
「カムジャ マシッソヨ」(じゃがいも 美味しいです)
こんな調子で話しかけていた。

楽しい時間はあっという間

18:30スタートで時間無制限と言われていたので、
時間を持て余すかな?と思っていたが、
デザートを食べ終わった頃には、
21:30になっていた。
韓国からはいくら近いと言っても、
国境を超えての旅はやはり疲れる。
そろそろお開きとした。
M氏も楽しんでくれていたらいいけれど。


M氏からのおしゃれなソンムル

M氏からソンムル(おみやげ)を頂いた。

ひとつはパリスバゲット、
通称パリバケと呼ばれている韓国で超有名なカフェでパン屋さんの
クッキー詰め合わせ。
路面店ではクッキーの販売はなく、
仁川空港のみパリバケのクッキーが販売されているそう。
こちらを私と息子夫婦にひとつずつ。


そしてもうひとつは韓国コスメ。
HOTEL DAWSONのブランドコンセプトコスメで、
実際はこのHOTEL DAWSONは存在しない。
そういうホテルがあったなら、
こんなホテルブランドのコスメを展開するだろう。
という架空の設定らしい。
なんておしゃれなコンセプトだろう。
ハンドクリームとリップクリームが入っていた。
ハンドクリームの香りはまさに高級ホテルのルームフレグランスのような香り。


そして、韓国あるあるの付録として、
ファブリックスプレーがついていた。
これがおまけ??


このコスメは私と息子の奥さん、
それぞれに用意してくれていた。
日本人以上の細やかな心遣いに、
かえって恐縮した。


前回来日の際、
28歳の割にひじょうに幼く見える娘とM氏は、
居酒屋に入る際に年齢確認されたらしい。
こんなおとなな対応ができる彼に、日本の対応が申し訳なくなる。

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