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謙遜と卑下の狭間

自己肯定感
自意識過剰
自己卑下
悲劇の主人公

これは私の半生ずっと課題だった。
自己肯定感が低すぎて自分を卑下しすぎてしまう。へりくだりすぎて話してしまう。
自分では謙遜だと思って話しているのだが、謙遜と卑下の違いの区別がつかない。
その結果、相手に都合よく使われたり、ネタにされ過ぎたり、大切に扱ってもらえないことが多くなる。
または相手が親切な人だった場合は放っておけないと思わせてしまうらしく、干渉されすぎることになる。
そして敏感な私はそれをいち早く察知する。
自分が巻いた種なのに、
なんで?私は誠意を持って接したのに!もうつらい!身動き取れない!さようなら!
と離れてしまう。

HSPと知ったら、今までの人間関係すべてに合点がいった。
白か黒か、すぐ決めたがることも併せて納得…。
ではどうしようか。
いつまでもそんな幼稚な付き合いを繰り返しているわけにはいかない。
そう悩んだ私は喋りすぎないことにした。

自分を悪いように言わない。
もちろん悪いところは認める。謝る。
でもそれ以上のことはしない。

自分を可哀想な人にしない。
ネタにしすぎない。

大好きな宇多田ヒカルのPINK BLOODの歌詞にもあるように、“傷つけられても 自分のせいにしちゃう癖 カッコ悪いからヤメ”たのだ。

そのようにし始めたら、最近色々と人間関係が変わってきた。
今までだったら絶対に合わなかった人種の人たちとも適当な距離をとって付き合えるようになっ
てきた。
歪んでるな、と思った人間関係は軌道修正、もしくは断捨離出来てきた。
そして昔から変わらず続いている友人との縁の大切さに改めて気付いた。

先日40代に突入した。
いいじゃん、いいじゃん。
どんどん生きやすくなっている。
自分の機嫌を自分で取れるのが私のなりたい人間像だとわかった。
それには相手軸ではダメだ、自分軸じゃなくちゃ。

さあ、その人間関係の整理は中心部に迫ってきている。
今一番悩まされているこの関係、どうする?
修復?
断捨離?
自分軸で決めたいと思う。


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