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暴力はあかん

ヨガの八支則っていうのがあります。

そこで最初にでてくるのが
「暴力はあかん」です。


もう少し詳しくいうと
ヨガの経典「ヨガスートラ」の中は
ヨガには八つの大事な教えがあると書かれています。

それが

①ヤマ(禁戒)
②ニヤマ(勧戒)
③アサナ(坐法)
④プラナヤーマ(調気法)
⑤プラティヤーハラ(制感)
⑥ダラーナ(集中)
⑦ディアーナ(瞑想)
⑧サマディ(悟り)

 (カタカナは、サンスクリット語で
実際はもう少し伸ばして発音したりするみたいです)

この八つの①の「ヤマ」の中に
五つのしてはいけない事が書かれていて
そのひとつ目が
「非暴力」「暴力はあかん」です。
サンスクリット語で書くと「アヒンサー」です。

暴力があかんことなんて誰でも知っています。

そんな誰でも知っていることが一番最初にでてくるんです。

知っていることと出来ることは別なんです。

小さい頃には
気に入らない事があると泣き叫び
友達のおもちゃが欲しいとその子を叩いたり
好き放題に感情を力任せに表します。

それが
段々と大きくなるにつれ
集団生活や家庭生活で
いけないことだと教えられ
自分がされて嫌なことは
人にはしてはいけないと実感していきます。

それでも
虐めや
喧嘩
殺人
戦争

大人になってもなくなることがありません。

やはり

「暴力はあかん」という戒めは
いつまでたっても必要です。

非暴力
人間にとっては
簡単そうでかなり難しいことみたいです。

他の教えも
この「アヒンサー」のためにあるといっても過言ではないかもしれません。

手始めに
身近な人に暴力をふるうのをやめましょう。

そんなん
言われんでもわかってるし
してない。
っていう人がほとんどでしょう。

でも
暴力は
力技だけではありません。
言葉や文章
目線や態度

そうなると
途端に自身がなくなりませんか?

書いていて
私も自身がなくなってきました。

では
では
相手に暴力を与えないのと同時に
自分自身に暴力を奮わない。傷つけないをくわえてみませんか?

ヨガのアサナも無理をしないで行う。

人を仕事を組織を大切にするにかまけて
自分を大切にしないなんて良いわけありません。

ヨガのアサナをしながら
自分をしっかり観察して行ってみてください。

そうやって
自分を大切にする練習をしていくと
自然と自分以外のことも
無理のない範囲で大切にすることが出来るようになってきます。

そんな簡単ではありません。
すぐにうまくいくわけありません。

すぐに難しくても
時間をかけてじっくりと
コツコツとです。


他の八支則については
また後日!!









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