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おせちなどを楽しむためにも〜食事で大事なのは5つの味〜中医学的『5つの味』後編・辛味&鹹味編

どうも!

クリスマスの思い出は・・・・

とくにありません。

さわたや薬房の早川です。

#オカダカズチカ風に

#思い出したくないのかも

年々クリスマス感て減少していく気がするのですがみなさんいかがでしょうか?

気のせいかもしれませんが、数年前に比べるとあんまり『クリスマス!クリスマス!』

って騒がなくなってきている気がします。テレビを見る時間がすくなくなったからでしょうか。。。

クリスマスを騒がなくなっていることもですが、その過ごし方の変化も面白いと感じます。

僕はバブリーな頃を子供の頃に見ていた世代なのでクリスマスの過ごし方の変化もバブリーからアットホームな感じに変化しているのもすごく感じますね。

クリスマスに関してはお正月には神社に行くくせにその1週間前はクリスマスでキリスト教、日本人は節操がない、なんて言われることもありますが、ハロウィーンもそうですが、とりあえずイベントとして楽しんじゃう、そんな日本人の思考もけっして悪くないと思います。

楽しみがあるというのはある意味ご褒美で、そこに向けて頑張るモチベーションにも繋がりますよね。

逆にこのようなイベントの時期になるとストレスを感じてしまう方もいます。

自分の思い描いた通りに過ごせない方はきっとこの時期は大きなストレスを感じてしまうと思います。

本当は好きは人と一緒にいたいのに・・・

家族団らんで過ごしたいのに・・・・

様々な事情で自分の思い通りにいかないと人はストレスを感じます。

きっと山下達郎さんの『クリスマス・イブ』を聴くと頭痛がしたり

稲垣潤一さんの『クリスマスキャロルの頃には』を聴くと肩こりがひどくなったり

マライヤ・キャリーとかワムって聞いただけで腹痛がするような方もいるかもしれないのでやっぱり今ぐらいの

『あ、そう言えばクリスマスだったね』

ぐらいの意識の仕方が良いのかもしれませんね。

季節のイベント事はけっして『しなくちゃいけない』ということではないので自分たちの都合のいいように活用したりスルーしたりすれば良いと思います。

そんなに重要視する必要はないので、肩の力を抜いてのんびり過ごしましょう。僕は猫とビールとファミチキでもあれば十分です。

さて、前回からおせちなど、これからの季節はいろいろな物を食べる時期ということで中医学的食養生の基本である5つの味『五味』についてお伝えしております。

前回は前半で3つの味『酸味・甘味・苦味』ついておとどけしたので、今回は後半の2つをご紹介したいと思います。

おせちなどを楽しむためにも〜食事で大事なのは5つの味〜中医学的『5つの味』後編・辛味&鹹味編

というテーマでお届け致します。

☆激辛よりもカラダにはピリ辛ぐらいが良い・辛味

中医学的食養生の基本、5つの味についてご紹介する後半は『辛味』からお伝えしたいと思います。

最近は激辛料理をやたらと食べるテレビ番組があるぐらい、人気が根強い『辛味』です。

中医学では

辛味は「肺」を養う。

肺は皮毛、鼻に反映する。

肺は呼吸によって「気」の生成に関わると中医学では言われています。

ここで登場してくる「気」という概念は中医学では大変重要な考え方で、人間のカラダ(内蔵など含めて)を動かす元となるものであり、免疫や気力などもふくめて生きる活力の元になると考えられています。

辛味はイメージ通りカラダを温めて、発汗作用を高めたりするので体の中のものを外に発散させたり、体内の循環を良くする働きがあると考えられています。

辛味の食べ物の代表は唐辛子や胡椒などの辛味の香辛料でしょう。

カラダの中をあたためるというイメージが強く、多くの薬膳などに関する資料でも唐辛子や胡椒はカラダを温める物、と紹介されています。

☆辛味はカラダを温める?冷やす??

ここで注意が必要なのは辛味は取りすぎるとカラダを逆に冷やすこともあるということです。

辛いものは薬味などとして少し使うのであれば温性でカラダを温めてくれます。

しかし、激辛料理にしてしまうと話は別です。

韓国料理・アジアの亜熱帯地域の料理、中近東の料理など激辛料理が出る国々はありますが

辛味の香辛料は大量にとってしまうと辛さで発汗を促す作用により逆に体温を下げる働きがあり、カラダを冷やしてしまいます。

発汗はもともと体温を下げるための生理現象です。寒い時期に辛さで汗をダラダラかくほどの料理は食べている時は熱くなりますが、その後に体温が急激に下がり非常に風邪などを引きやすくなりますので冬場は特に注意しましょう。

ですから僕は辛い料理は冷え性の方には食べ過ぎないように伝えております。

また、辛味の料理は発汗により体の中の「陰」(潤い・みずみずしさの元になるような物)が損なわれてしまいますので、いわゆる「陰虚体質」と言われている肌や目、口などが乾燥しやすい潤い不足の方や

お年寄りには食べ過ぎはおすすめできません。

ぜひ適度な量にしておくようにしましょう。

この辛味、まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」の典型的な食べ物なのです。

☆最後は生きるために最も必要な味?鹹味(塩からい味)

最後は「鹹(しおから)味」、いわゆる「しょっぱい」味です。

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