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月経前症候群の養生①〜気のトラブル編〜

どうも!

前に「おじさん型組織運営」の限界について触れたnoteを書き、おじさん批判を繰り広げた(ホントは批判じゃないですよ)直後にお客様のお子様に「ねえ、おじさん」と言われてちょっと嫌な汗が出てきた

さわたや薬房の早川です。

#そういえば僕も立派なおじさんです

おじさんとかおばさんの定義って非常に難しいですよね。現在は僕らが子供の頃に比べると確実に実年齢と社会年齢が若返っていると思います。

実際、定年も伸びていますし、60歳以降の方が働いてくれないと回らない現場はたくさんあると思います。

僕が子供の頃は60歳というと完全に「おじいちゃん・おばあちゃん」でしたが今の60歳はホントに若いですよね。

僕の感覚では30年〜40年ぐらい前の年齢感覚より実年齢マイナス15歳〜20歳ぐらいは若いかな?という気がします。

じゃあ、20代の若者が小学生レベルなのか?というと確かに精神年齢の低い社会人も増えた気がしますが、昔に比べると数段能力の高い若い方も増えています(ここでも二極化が進んでいると感じますが)

若い方で起業をしている方や様々な素晴らしい活動をしている方もたくさんいるので、純粋に活動できる年齢が長くなっていると思って良いのではないかと思います。

しかし、そんな中、高齢化の弊害をもろに受けている分野もあります。行政や政治の世界ですよね。

行政や政治などを動かしている方はまだまだ僕の親世代、60代後半から70代のおじさん、おじいちゃん達です。

おじさん型社会のど真ん中にいる世代の皆さんです。

日本の行政や政治にスピード感がないことがコロナやオリンピック問題で浮き彫りになっていますが、ある意味これは仕方ないことで、おじいちゃんたちがやっていることなので、色々問題がおきてもどうしてもスピード感をもって改善していくのは難しいですよね。

これは以前にも触れましたが、おじいちゃんたちにスピード感求めるのは酷なので、構造的に変えていく必要はほとんどの方が感じていると思います。

しかし政治や行政って難しくてある程度の経験や学びがそうはいっても必要な分野なので、40代〜50代ぐらいの方が一番良いのかな?と個人的は思っていますが、もうちょっと若返ってほしいですよね。

でも僕ら世代はまだまだ現役世代として仕事していかないと行けないので、なかなか政治や行政に、というわけには今の社会の仕組みだといかないので、やっぱり構造的に変えないとキツイですね。

さて、前回は月経前症候群がなぜ起こるのか?という仕組みについて中医学的な見方、西洋医学的な見方よりお伝えしました。

西洋医学的には「月経前症候群の原因はホルモンバランスの乱れです。以上‼」

っとなってしまいますが、これはある意味仕方ないことで生理学的には月経前症候群が起こるメカニズムは完全に解明されてないので

「とりあえずホルモンバランスの乱れ、ということで」

となるのは仕方ないと思います。

しかし、漢方的な視点で月経前症候群を考えると前回お伝えしたようにカラダにとっても気血が必要な時期なので、それがカラダに不足していたり、きちんと巡ってなかったりすると不調が起こると考えます。

僕が常に皆さんにお伝えしたいと思っていることはカラダの仕組みから不調が起こっている原因を考える大切さです。

僕が開催しているオンライン漢方セミナーでも基本的にはそのテーマに合わせて病気や不調が起こる仕組みについて最初お話をしています。

そこをある程度サラッとでも知っておくことで日々行う養生にちゃんと意味が生じると思うのです。

なので、前回のnoteでは月経前症候群が起こる仕組みを一般的な視点、漢方的な視点、そして僕なりの視点からお伝えいたしました。

今回と次回は初回の内容を踏まえて

月経前症候群の養生①〜気のトラブル編〜

というテーマでお届け致します。

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月経前症候群の原因をおさらい

前回に引き続き月経前症候群についてお届けしたいと思います。前回の記事を読んでいただけるとより内容をしっかりご理解いただけると思いますので、もしよろしかったら前回の記事から御覧ください。

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月経前症候群の原因は当然ですが様々ですが、中医学的には気血をちゃんと巡らすこと、そして前回の記事では触れませんでしたが、生殖機能がきちんと働くために「腎」という五臓の働きを整えておく必要があると中医学的には考えます。

これは生理学的に置き換えると

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